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J-GLOBAL ID:201802236634978830   整理番号:18A0278575

潜在的免疫療法は再発子宮頚癌における標的とする【Powered by NICT】

Potential immunotherapy targets in recurrent cervical cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 145  号:ページ: 462-468  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0561C  ISSN: 0090-8258  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らの目的は,合理的な免疫療法標的を同定するための再発子宮頚癌における内部、及び、腫瘍周辺免疫プロファイルを特性化することであった。アーカイブ骨盤内容除去術試料は分化8(CD8),分化68のクラスター(CD68),フォークヘッドボックスP3(FoxP3),プログラム細胞死蛋白質1(PD1),およびプログラム死配位子1(PD-L1,N=28)のクラスターに対する抗体の検証された多重免疫蛍光パネルを用いて調べた。臨床データを電子カルテから抽出した。細胞傷害性T細胞,マクロファージおよび制御性T細胞は腫瘍周囲間質(CD8~+密度497.7対83.5,p<0.0001,CD68~+密度345.0対196.7,p=0.04,FoxP3+密度214.5対35.6,p<0.0001)においてより高い密度で見られた。T細胞(PD1+)を経験した抗原は腫瘍組織(中央値正規化蛍光強度0.05対0.0085,p<0.001)と比較して腫瘍周囲で高かった。より高い中央値密度制御性T細胞(中央値密度CD8~+83.5対35.6,p<0.05,中央値密度196.7対35.6,p<0.05)と比較して腫瘍内細胞傷害性T細胞とマクロファージであったが,マクロファージの存在は,腫瘍における調節性T細胞の存在と相関していた(r=0.58, p=0.001)。細胞障害性T細胞は様々な程度には腫瘍組織に存在するが,その密度は腫瘍周辺間質におけるよりも低く,T細胞の腫瘍内排除や破壊を示唆した。制御性T細胞と比較して腫瘍内マクロファージの密度を高くするとマクロファージは免疫抑制腫瘍環境への重要な寄与因子である可能性を示唆する。併用療法の将来の方向はT細胞輸送を変化させることおよび腫瘍内活性化T細胞密度を向上させ,よりロバストな免疫応答に影響する腫瘍関連マクロファージ(TAM)を目的とした。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  白血球,リンパ球 
タイトルに関連する用語 (4件):
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