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J-GLOBAL ID:201802236695261632   整理番号:18A0344318

心室筋細胞におけるビタミンEによる虚血/再潅流とその回復による迅速遅延整流カリウム電流(I-Kr)の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of rapid delayed rectifier potassium current (I Kr) by ischemia/reperfusion and its recovery by vitamin E in ventricular myocytes
著者 (8件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 437-443  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0170A  ISSN: 0022-0736  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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虚血/再潅流(I/R)はQT間隔と活動電位持続時間(APD)の延長,不整脈患者における主要な心臓の電気的障害を誘導する。しかし,I/Rにより誘発されたQT間隔延長の機構は不明のままである。本研究では,遅延カリウム整流器(I_Kr)チャンネルの速い成分は,I/R誘導QT間隔延長に重要な役割を果たすと仮定した。I_Krの顕著な減衰とモルモットの心室筋細胞における亜ジチオン酸ナトリウム(Na_2S_2O_4)でシミュレートしたI/Rシステムにおける活動電位持続時間(APD)を有意に延長を観察した。_Kr電流密度は64%阻害され,APDはそれぞれ87%増加した。さらに,I,Krの阻害は主にI/Rによる活性酸素種(ROS)の過剰産生,抗酸化ビタミンE(100μmol/L)により部分的に抑制できるに起因している。ビタミンEで処理するとI_Kr尾部電流密度の値は,I/Rの0.516±0.040pA/pFから0.939±0.091pA/pFさらに,QTc間隔はI/Rにより増加し,摘出モルモット心臓におけるビタミンEにより逆転されたことを示した。結論として,I,Krの阻害は,I/RにおけるQT間隔とAPDの延長の基礎となる機構の一つである。ビタミンEは冠動脈再潅流療法における利点を持つかもしれない。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 

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