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J-GLOBAL ID:201802236784765643   整理番号:18A1034286

一般的に健康な個人における慢性低グレード炎症の包括的代謝プロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Comprehensive metabolic profiling of chronic low-grade inflammation among generally healthy individuals
著者 (13件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 210  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7435A  ISSN: 1741-7015  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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炎症は,局所的に閉じ込められるか全身的かにかかわらず,有害な刺激に対する免疫系の即時の保護反応として起こる。対照的に,持続性,すなわち慢性的,炎症性状態は低悪性度であっても,糖尿病またはアテローム性動脈硬化症のような一般的疾患の発症における良く知られた危険因子である。臨床診療において,高感度C反応性蛋白質(hsCRP),白血球数(WBC)およびフィブリノーゲンのような実験室マーカーが,炎症過程を明らかにするために使用されている。代謝における炎症関連変化に関するより深い洞察を得るために,本研究は炎症マーカーの変化に関連する代謝パターンを評価した。質量分析と核磁気共鳴分光法に基づいて,925の明らかに健康な個人の間で,613の血漿と587の尿代謝産物の包括的パネルを測定した。炎症マーカー,すなわちhsCRP,WBCおよびフィブリノーゲンと代謝産物レベルの間の関係を,共通交絡因子を制御する線形回帰分析により試験した。さらに,ランダムフォレスト解析を用いて,先進的な炎症状態の識別的特徴を試験した。hsCRP,WBCおよびフィブリノーゲンは,それぞれ71,20および19の血漿および22,3および16の尿代謝産物と有意に関連していた。同定された代謝産物は,酸化ストレス(例えば,グルタミンまたはピペコリン)または尿素サイクル(例えばオルニチンまたはシトルリン)に関連するブラジキニン系に関連していた。特に,尿3′-シアリルラクトースは炎症に関連する新規代謝産物として見出された。10の代謝産物だけに基づく進行性炎症状態の予測は,よく実行可能であった(中央値AUC:0.83)。包括的な代謝プロファイリングにより,ヒトの代謝に対する炎症過程の遠い影響を確認した。同定された代謝産物は,すでに免疫調節性であるだけでなく,完全に新しいパターンとして記述されたものを含んでいた。さらに,観察された変化は,糖尿病または心血管疾患のような炎症関連疾患への分子的リンクを提供する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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循環系の疾患  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
引用文献 (70件):
  • Metabolomics in the Analysis of Inflammatory Diseases; Metabolomics; 2012; CR1; S Kapoor, M Fitzpatrick, E Clay, R Bayley, GR Wallace, SP Young; citation_publisher=InTech
  • Swiss Med Wkly.; Metabolomics--a novel window into inflammatory disease; M Fitzpatrick, SP Young; 143; 2013; w13743; citation_id=CR2
  • Nat Rev Immunol; Nutrient sensing and inflammation in metabolic diseases; GS Hotamisligil, E Erbay; 8; 12; 2008; 923-34; 10.1038/nri2449; citation_id=CR3
  • Circ Res; From C-reactive protein to interleukin-6 to interleukin-1: moving upstream to identify novel targets for atheroprotection; PM Ridker; 118; 1; 2016; 145-56; 10.1161/CIRCRESAHA.115.306656; citation_id=CR4
  • J Am Coll Cardiol; C-reactive protein and the prediction of cardiovascular events among those at intermediate risk: moving an inflammatory hypothesis toward consensus; PM Ridker; 49; 21; 2007; 2129-38; 10.1016/j.jacc.2007.02.052; citation_id=CR5
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