抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】熱傷後の皮膚切開における静脈内自己制御鎮痛(PCIA)に及ぼす低用量ケタミン併用ジゾシンの効果を観察する。【方法】80人の患者を,PCIAによって,D1,D2,D3,およびD4群に分割し,各群20人の患者に,ジゾシン1.2mg/kgを投与した。D2、D3、D4群はそれぞれジゾシン1.0、0.8、0.6mg/kgの複合ケタミン3mg/kgを用いた。4つの群において,最初の1,2,4,8,16,および24時間における視覚アナログスケール(VAS)スコアとPCIAポンプの使用の間の副作用を記録した。各時点における平均動脈圧(MAP),心拍数(HR),呼吸(R),脈拍酸素飽和(SpO2)の変化を動的にモニターした。4つの群の切開面積,手術時間,総輸液量,覚醒時間および抜管時間を比較した。【結果】4つの群の間には,切開時間,手術時間,総輸液量,覚醒時間および抜管時間に有意差はなかった(P>0.05)。D2群のVASスコアは,D1,D3およびD4群より有意に低かった(P<0.05)。D1,D3およびD4群におけるVASスコアには有意差がなかった(P>0.05),D2群における悪心嘔吐患者9例,副作用の発生率は45%であった。D1群の悪心嘔吐患者2例、副作用発生率10%;D3群の悪心嘔吐患者2例、副作用発生率10%;D4群の悪心嘔吐患者1例、不良反応の発生率は5%であった。D1,D3,D4群の副作用の発生率はD2群より低く,統計的有意差が認められた(P<0.05)。D1,D2,D3群における副作用の発生率は,有意差がなかった(P>0.05)。各群において、掻痒、幻覚、傾眠、低血圧、高血圧などの不良反応は見られなかった。結論:低用量ケタミン複合ジゾシンはやけど皮膚移植術後のPCIAに応用され、呼吸循環は安定し、鎮痛、鎮静効果は満足的で、しかも不良反応を減少させ、効果は安全で信頼できる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】