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J-GLOBAL ID:201802236883018325   整理番号:18A0334533

イカリインはRhoA TAZシグナル伝達経路を活性化することによりラット脂肪由来幹細胞の増殖と骨形成分化を促進する【Powered by NICT】

Icariin promotes proliferation and osteogenic differentiation of rat adipose-derived stem cells by activating the RhoA-TAZ signaling pathway
著者 (6件):
資料名:
巻: 88  ページ: 384-394  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Herba epimediiから単離された主要な活性フラボノイドグルコシド,イカリインは閉経後骨粗しょう症を防止するための潜在的な代替治療法であることが示されている。イカリインはまたラット骨髄間質細胞(rBMSC)の増殖と骨形成分化を調節することが示されている。しかし,イカリインの詳細な分子機構は大部分未知のままである。のほかにこの調査はラット脂肪由来幹細胞(rASC)の増殖と骨形成分化の調節におけるイカリインの関連性に焦点を当てていない。本研究では,著者らは,イカリインが10~ 8Mから10~ 6Mの濃度範囲でrASCの増殖と骨形成分化を促進し,10~ 7Mの最適濃度であることことを検出した。10~ 7Mイカリインは,rASCにおける活性RhoA蛋白質発現とROCK基質分子pMYPT1の発現を有意に増加させることを見出した。C3(RhoA阻害剤)処理は,イカリインにより誘導されるrASCの増加した増殖と骨形成分化を抑制した。興味あることに,C3は,イカリインにより誘導されるTAZの活性化を阻害することを見出した。siRNAトランスフェクションによるTAZの枯渇は,rASCのイカリインで促進された増殖と骨形成分化を著明にブロックした。しかし,イカリイン誘発性活性RhoA蛋白質発現はTAZ特異的siRNAトランスフェクションにより影響されなかったが,RhoAはTAZの上流に位置することを示唆した。まとめると,著者らのデータは,イカリインがRhoA TAZシグナル伝達経路を活性化することによりrASCの増殖と骨形成分化を促進することを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般 
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