抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】脳外傷を伴うストレス潰瘍患者における,血清スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),ガストリン(GAS),および血漿モチリン(MTL)のレベルに及ぼすランソプラゾールの影響を研究する。方法:2011年6月から2016年5月までの昆明医学院付属第二病院で治療した78例の脳外傷合併ストレス潰瘍患者をデジタル表法によりランダムに観察群と対照群に分け、各群39例、すべての患者が入院後、手術に適した患者に積極的に手術治療を行った。手術を受けない患者は積極的に脱水を行い、頭蓋内圧、栄養神経、抗感染を下げ、水電解質バランスの乱れと栄養支持などの保守治療を行う。観察群は上述の治療に基づいてランソプラゾール治療を行い、対照群は上述の治療に基づいてオメプラゾール治療を行い、治療期間はすべて7dであった。両群患者の治療前後の血清SOD、GAS、MTLのレベル及び頭蓋内圧力(IPC)とグラスゴー採点(GCS)の変化を比較した。結果:観察群の患者の治療総有効率は84.6%で、対照群の76.9%よりやや高かったが、統計学的有意差は認められなかった(P>0.05)。血清SOD,Nu/mL,GAS,および血漿MTLのレベルは,治療前の2つの群の間で有意差がなかった(P>0.05)。治療後、観察群と対照群の患者のSOD[(89.3±14.4)Nu/mL vs(76.4±14.6)Nu/mL]はいずれも顕著に上昇した。【結果】GAS[(81.4±15.6)ng/L対(86.6±16.2)ng/L]とMTL[(142.3±32.6)ng/L対(167.6±33.1)ng/L]は,有意に減少した。治療後の観察グループのSODは対照グループ、GASとMTLより明らかに高く、対照グループより明らかに低く、有意差があった(P<0.05);治療前の観察群と対照群の患者のIPC[(32.4±3.8)mmHg vs (32.6±3.9)mmHg]、GCS[(4.5±2.1)点vs(4.6±2.3)点]には有意差がなかった(P>0.05)。治療後、観察群と対照群のIPCはそれぞれ(16.6±3.5)mmHgと(24.4±3.7)mmHg、GCSはそれぞれ(9.1±2.3)点と(5.8±2.2)点で、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。治療後の観察群のIPCは対照群より低く、GCSは対照群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:ランソプラゾールは脳外傷合併ストレス性潰瘍患者に対して良好な治療効果があり、それはSODをより良く高め、GAS、MTLレベルを下げることができ、脳外傷の病状の好転に役立つ。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】