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J-GLOBAL ID:201802237005920670   整理番号:18A1708645

ECMWFデータを用いた拡張Beidou実時間精密点測位

Augment BeiDou real-time precise point positioning using ECMWF data
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号: July  ページ: 70:112 (WEB ONLY)  発行年: 2018年07月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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中国のBeiDou航法衛星システムは,水平成分に対してcmレベルでの,鉛直成分に対してはcm未満レベルでの全地球測位システム(GPS)のそれに匹敵する精度で正確な測位の可能性を示した。しかしながら,より長い収束時間は,GPS PPP解と比較して,BeiDou精密点測位(PPP)の性能を制限する。本研究において筆者らは,ヨーロッパ中間範囲気象予報センター(ECMWF)の解析および予測データから得た対流圏遅延情報を模倣したリアルタイムBeiDouのみ,およびBeiDou/GPS PPPに適用し,解を拡張した。国際GNSSサービス(IGS)マルチGNSS実験およびパイロットプロジェクト(MGEX)ネットワークからBeiDou衛星配置を追跡することができる東南アジアの観測所からの観測を,解析と予測データのそれぞれを有する標準PPP,および導入されたECMWF拡張PPPの異なる戦略で処理した。測位の結果により,予測データを用いたECMWF拡張BeiDouのみ,およびBeiDou/GPS PPP法は,解析データを用いたものと同様に振る舞うことが実証された。BeiDouのみのPPPシナリオの場合,収束時間に対する80.6%の顕著な進歩が,標準PPP法に関する2つのECMWF拡張PPP解により達成された。位置決め精度に対しては,標準PPP解が収束(10cm)を得るとき,2つの提案した拡張PPP法は,3次元(3D)精度で6.6cmを達成し,34%の著しい改善を表した。北部/東部/上方成分に関しては,位置決め精度に対する14.7と8%の改善が,それぞれ,北部および東部成分に対して得られ,一方,37.3%の著しい改善が,鉛直成分に対して達成された。BeiDou/GPS PPP解に関して,ECMWF拡張PPPシナリオは,すべての処理セッション長の3D精度において10%以上の改善を達成した。これらの改善は全体的に鉛直成分から生じ,一方,2つの水平成分ではほとんど増強が得られなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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測地学 
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