抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】糖尿病(DM)ラットにおける網膜ミュラー細胞活性化に及ぼす外因性軸索誘導因子-1(netrin-1)の影響を研究する。【方法】50匹の健康な雄性Sprague-Dawleyラットを,本研究に登録した。【方法】正常な対照群(A群),正常な+平衡塩溶液(BSS)群(B群),正常な+netrin-1100μg/ml群(C群),DM+BSS群(D群),およびDM+netrin-1100μg/ml群(E群)にランダムに分けた。各群10匹、D、E群のラットに60mg/kgの用量で、左下腹腔内にストレプトゾトシンを注射し、DM動物モデルを誘導した。免疫組織化学染色法を用いて,ラット網膜ミュラー細胞におけるグリア線維酸性蛋白質(GFAP)の発現を検出した。ラットの網膜におけるGFAP mRNAの発現を,蛍光定量的ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって検出した。結果:免疫組織化学染色により,以下のことが示された。A-C群の網膜におけるGFAP陽性発現は,神経線維層および神経節細胞層においてのみ見られたが,D群におけるGFAP陽性発現はD群におけるそれより少なく,A-E群における網膜GFAP陽性発現およびmRNA発現は対照群におけるそれらより有意に高かった(P<0.05)。それらの間には有意差があった(F=203.43,72.91,P=0.00,0.00)。群Aと比較して,群DにおけるGFAPの陽性発現とmRNA発現は,有意に増加した(P<0.01)。【結果】E群におけるGFAP陽性発現とmRNA発現は,D群におけるそれらより有意に低かった(t=-26.01,22.26,P=0.00,0.00,P=0.00,P<0.00,P=0.00,P=0.00,P=0.00,P=0.00,P=0.00,P=0.00,P=0.00,P=0.00,P=0.00,P<0.01)。しかし,A群とC群の間で,GFAP陽性発現とmRNA発現に有意差がみられた(t=7.00,-9.82,P=0.00,0.00)。統計的有意差は認められなかった(t=-0.29,0.50,P=0.77,0.62)。結論:Netrin-1はDMラットの網膜ミュラー細胞の活性化を低下させ、網膜GFAPの発現を減少させることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】