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J-GLOBAL ID：201802237117346553   整理番号：18A1284065

東日本大震災あれから7年 防災・減災への取り組み事例-リアルタイム津波浸水・被害予測システムの構築-

著者 (4件)： 鈴木崇之 (国際航業) ,  村嶋陽一 (国際航業) ,  井上拓也 (国際航業) ,  田野邊睦 (国際航業)
資料名： 先端測量技術
号： 110  ページ： 57-60  発行年： 2018年06月 
JST資料番号： L1406A  ISSN： 1882-4161  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・東日本大震災後の新たな防災・減殺の取り組みとして,起こり得る津波災害のが概略を地図情報として配信し,その後の適切な避難行動と災害対応,防災・減災の一助とすべく産学連携で研究開発を進め,最先端技術により実現したリアルタイム津波浸水/被害予測システムを紹介。
・リアルタイムで津波を予測するシステムを,事前に大量のシナリオを計算しておく「データベース型」と地震発生後に即時解析を行う「フォワード型」の2種類に大別。
・津波の予測精度が大きく依存する計算入力データと外力条件(は減断層モデル)に関する高精度測位技術と空間情報を記述。
・今後の展開として,日本海溝,千島海溝,相模トラフに対して,本システムを拡張して日本全国の防災と減災に資すること,自治体の防災情報システムと連携することで高度の即時予測情報の利活用を行うことを提示。

シソーラス用語： *防災 ,  時間 ,  *津波 ,  浸水 ,  損害 ,  システム ,  予測 ,  位置測定 ,  技術
準シソーラス用語： リアルタイム ,  空間情報 ,  *減災 ,  測位技術 ,  *津波浸水 ,  被害予測システム

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  地震活動  (DC03030L)

引用文献 (5件)：

• 津波浸水予測システム、制御装置、津波浸水予測の提供方法及びプログラム、特許第6161130号、June 23.2017.
• ′′G空間シティ構築事業′′. 総務省. http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/local_support/02ryutsu06_03000054.html、(accessed 2016-12-19).
• Ohta Y., T. Inoue, S. Koshimura, S. Kawamoto, and R. Hino, Role of real-time GNSS in near-field tsunami forecasting, J. Disaster Res, 2018.
• Ohta, Y., T. Kobayashi, H. Tsushima, S. Miura, R. Hino, T. Takasu, H. Fujimoto, T. Iinuma, K. Tachibana, T. Demachi, T. Sato, M. Ohzono, and N. Umino : Quasi real-time fault model estimation for near-field tsunami forecasting based on RTK-GPS analysis : Application to the 2011 Tohoku-Oki earthquake (Mw 9.0), J. Geophys. Res., 117, B02311, 2012.
• 井上拓也、阿部孝志、越村俊一、撫佐昭裕、 村嶋陽一、小林広明:多角形領域接続・MPI並列による広域津波解析の効率化、 土木学会論文集B2(海岸工学)、Vol.72、 No.2,pp.I_373-I_378, 2016.

タイトルに関連する用語 (8件)： 東日本大震災 ,  防災 ,  減災 ,  リアルタイム ,  津波 ,  浸水 ,  被害予測 ,  構築