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J-GLOBAL ID:201802237171083735   整理番号:18A0127482

線維芽細胞増殖因子1は抗炎症機構により糖尿病性腎症を改善する【Powered by NICT】

Fibroblast growth factor 1 ameliorates diabetic nephropathy by an anti-inflammatory mechanism
著者 (12件):
資料名:
巻: 93  号:ページ: 95-109  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0559B  ISSN: 0085-2538  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炎症は,糖尿病性腎症の病因,世界的な健康問題において中心的役割を果たす。は線維芽細胞成長因子1,既知マイトジェンとインシュリン増感剤の腎発現の有意な減少が観察され,糖尿病性腎症患者における,線維芽細胞成長因子1がインビボで有益な抗炎症および腎保護活性を有していることを意味しているマウスモデル。この可能性を試験するために,我々はストレプトゾトシン(STZ)誘発1型糖尿病db/db2型糖尿病モデルの両方に線維芽細胞成長因子1の長期にわたる腹腔内投与の影響を調べた。実際,組換線維芽細胞成長因子1は1型および2型糖尿病マウスの両方において腎炎症(すなわち,サイトカイン,マクロファージ浸潤),糸球体及び尿細管障害,腎機能障害を有意に抑制した。線維芽細胞成長因子1は2型での上昇血糖レベルを補正1型糖尿病マウスではなくすることができ,線維芽細胞成長因子1の抗炎症効果はその血糖降下活性とは無関係であることを示唆した。機構的研究では,in vivoで腎炎症の線維芽細胞成長因子1仲介阻害は核因子κBとc-JunN末端キナーゼシグナル伝達経路の減衰を伴い,さらに培養糸球体メサンギウム細胞と有足細胞を用いてin vitroで検証したことを示した。,線維芽細胞成長因子1は損傷を受けた腎臓組織における炎症性シグナル伝達カスケードを対抗を介して糖尿病性腎症の新しい治療法を開発するための大きな可能性を秘めている。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患の治療 
タイトルに関連する用語 (3件):
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