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J-GLOBAL ID：201802237180868335   整理番号：18A0008340

乾燥下におけるイネとコムギの葉の解剖学的形態に関連した気孔コンダクタンス,葉肉コンダクタンスおよび蒸散効率

Stomatal conductance, mesophyll conductance, and transpiration efficiency in relation to leaf anatomy in rice and wheat genotypes under drought

著者 (4件)： OUYANG Wenjing (Wageningen Univ. & Res., Wageningen, NLD) ,  STRUIK Paul C. (Wageningen Univ. & Res., Wageningen, NLD) ,  YIN Xinyou (Wageningen Univ. & Res., Wageningen, NLD) ,  YANG Jianchang (Yangzhou Univ., Jiangsu, CHN)
資料名： Journal of Experimental Botany  (Journal of Experimental Botany)
巻： 68  号： 18  ページ： 5191-5205  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： C0579A  ISSN： 0022-0957  CODEN： JEBOA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水稲はコムギなどの他の穀類と比較して大量の水を必要とするが,水稲葉の蒸散効率(TE)を上げることによって他の穀類のように生育できるようになるだろう。筆者らは,イネ(水稲,陸稲,各2品種),Oryza glaberrima(1品種),コムギ(2品種)を用いて,水分条件を変えて,気孔コンダクタンス(g_s),葉肉コンダクタンス(g_m)および葉の解剖学的形態を調査した。その結果,陸稲,O.glaberrima,コムギのTEは,水稲と比較してg_m/g_s比に強く応答した。耐干性イネの低いg_sは低密度の気孔で説明できた。イネと比較してコムギのg_mは高かった。陸稲,O.glaberrima,コムギは,乾燥条件下でのg_m低下が少なかった。葉の形質を変えてg_m/g_s比を高めることによって,イネのTEを改良することができると思われる。

シソーラス用語： *水分ストレス ,  *気孔抵抗 ,  *植物生理 ,  蒸散 ,  効率 ,  形態 ,  イネ ,  コムギ ,  イネ属 ,  気孔 ,  耐干性
準シソーラス用語： Oryza glaberrima ,  乾燥ストレス ,  気孔コンダクタンス ,  蒸散効率 ,  葉の形態 ,  *葉肉コンダクタンス

分類 (2件)： 植物形態学・解剖学  (EH01040Y) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (8件)： イネ ,  コムギ ,  葉 ,  解剖学 ,  形態 ,  気孔コンダクタンス ,  葉肉コンダクタンス ,  蒸散効率