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J-GLOBAL ID:201802237292685508   整理番号:18A0095623

河南省淮河流域の底泥における重金属の形態的分布特性と潜在的リスク評価【JST・京大機械翻訳】

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巻: 45  号: 15  ページ: 264-270  発行年: 2017年 
JST資料番号: C3714A  ISSN: 1002-1302  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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現地調査とサンプリング分析により,以下の結果を得た。重金属銅(Cu),亜鉛(Zn),鉛(Pb),クロム(Cr),ニッケル(Ni),カドミウム(Cd)の汚染状況と特性を,誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)と修正したヨーロッパ共同体標準物質(BCR)連続抽出法によって研究した。そして,重金属汚染と潜在的生態学的リスクを総合的に評価するために,N.L.Nemerowの総合的汚染指数と累積的指数(Igeo)を使用した。結果は以下を示した。(1)河南省淮河流域における重金属の濃度は表土>底泥であり、その中の表土Cr含有量と底泥Cr含有量の差異は顕著ではなく、Pb、Znは重金属総量の割合が高く、Cr、Cdは重金属総量の割合が小さい。河南省の淮河流域における養分含有量は表土>底泥であり、その中の表土の全リン含有量は底泥の全リン含有量との差異が顕著ではない。(2)Pearson相関分析により、河南省淮河流域の底泥における有機炭素含有量はほとんどの重金属濃度と極めて顕著な正相関があることが分かった。Cr濃度と全K含有量の間には有意な正相関があったが,Cr,Ni濃度と栄養素含有量との間には有意な相関はなかった。有機炭素はこれらの重金属元素の分布特性に影響を与える重要な要素であるが、有機炭素のこの特性はすべての重金属に適用できないことが明らかになった。(3)河南省淮河流域の表土と底泥中のCu、Crは主に酸交換可能な状態で存在し、Pb、Cdは水溶状態で存在し、Znは主に酸化状態と還元状態の2種類の不安定形態で存在し、Niは5種類の形態に均一に分布している。表土と底泥における6つの重金属の生物活性係数の順序は,Cu>Ni>Cr>Zn>Pb>Cdであり,表土と底泥のCuとNiは,比較的高い不安定性と利用可能性を示した。(4)河南省淮河流域の表土と底泥中の重金属Cu、Zn、Cr、Niの単一因子汚染係数の平均値はいずれも1より小さく、ほとんどが安全レベルに属し、Pb、Cdの単一因子汚染係数の平均値はいずれも1より大きく、軽度の汚染レベルに属している。表土と底泥の汚染係数の平均値は,Pb>Cd>Cr>Cu>Zn>Niの順であった。(5)河南省の淮河流域における表土と底泥中の重金属の危険指数(Ei)は,Cd>Pb>Cu>Cr>Ni>Znの順で,表土と底泥の毒性はCdとPbの最も強い範囲であり(160<Ei≦320)であった。表土と底泥における重金属の危険指数値は小さく(Ei≦40),低いリスクレベルにあった。各重金属の汚染レベルは基本的に表土>底泥であった。(6)蓄積指数(Igeo)の評価結果は,河南省淮河流域の表土と底泥中の重金属元素の濃縮度がCd>Pb>Zn>Cu>Ni,Crであり,表土と底泥のCd,Pb元素が3級と以上の汚染程度に達したことを示した。その他の元素は軽い汚染、中汚染或いは汚染レベルがない。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般 

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