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J-GLOBAL ID:201802237301826417   整理番号:18A0258177

早発性脳卒中後うつ病の潜在的指標としての急性脳卒中後の血しょうグルタミン酸および身体障害の組合せ【Powered by NICT】

The combination of plasma glutamate and physical impairment after acute stroke as a potential indicator for the early-onset post-stroke depression
著者 (4件):
資料名:
巻: 96  ページ: 35-41  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0145A  ISSN: 0022-3999  CODEN: JPCRAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は脳卒中後うつ病(PSD)の早期発症と血しょうグルタミン酸レベルの関係を調査すること,ならびに急性虚血性脳卒中患者における早期発症PSDの臨床的特徴と組み合わせた血しょうグルタミン酸の予後的価値をさらに調査することを目的とした。急性虚血性脳卒中の24時間以内に病院に入院した七十四人の患者を組み入れ,2週間追跡した。Beck Depression Inventory(BDI)と17項目ハミルトンうつ病評価尺度(HAMD 17)は脳卒中後の抑うつ症状のスクリーニング14日に使用した。うつ病の診断はDSM-IVに従って行った。血漿グルタミン酸レベルは全患者の脳卒中後1日と14日に高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)により測定された。血漿グルタミン酸レベルは脳卒中後1日目に非PSD患者よりもPSD患者で有意に低かった。ROC曲線は,それぞれ1日目に米国国立衛生研究所脳卒中尺度(NIHSS)スコアと血しょうグルタミン酸レベルの0.724(95% CI: 0.584 0.863, p=0.004)および0.669(95% CI: 0.523 0.814, p=0.030)のAUC(ROC曲線下面積)を明らかにした解析した。二因子を用いた複合ROC分析は0.804(95% CI: 0.685 0.922, P<0.0001)の最も高いAUCを明らかにした。これらの結果は,早期発症PSDと急性虚血性脳卒中後の低血漿グルタミン酸レベルを示した。急性虚血性脳卒中後の減少した血漿グルタミン酸レベルと身体障害(NIHSSにより決定した)1日の組み合わせは,早発性PSDのための潜在的な診断指標であった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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循環系の疾患  ,  神経系の疾患  ,  内分泌系の疾患  ,  精神障害の診断  ,  精神障害 
物質索引 (1件):
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