文献
J-GLOBAL ID:201802237307690777   整理番号:18A0124598

有機リン系殺虫剤の高感度電気化学検出のための良好な光安定性と二分岐トリフェニルアミン色素増感TiO_2ナノ複合材料【Powered by NICT】

Di-branched triphenylamine dye sensitized TiO2 nanocomposites with good photo-stability for sensitive photoelectrochemical detection of organophosphate pesticides
著者 (5件):
資料名:
巻: 1001  ページ: 24-31  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分岐二ケ所固定の色素,T(TA)2,両受容体と固定基として電子供与体,電子移動π架橋としてのチオフェン,およびアクリル酸としてトリフェニルアミン,を合成し,結合した有機リン系殺虫剤(OP)の高感度光電気化学(PEC)アッセイのためのTiO_2ナノ粒子であった。T(TA)2は中性緩衝液中でのTiO_2ナノ粒子への良好なアンカリング安定性を示した。2時間連続照射下で,T(TA)2TiO_2ナノ複合材料は,それぞれ中性Tris-HCl及びリン酸塩緩衝液中でそれらの初期光電流の99.7%と85.9%を維持した。TiO_2ナノ粒子からT(TA)2のいずれも分解も脱着はTris-HCl溶液中での連続照射中に観察された。安定性だけでなくRu(II)錯体N719とポルフィリン色素増感TiO_2ナノ複合材料よりもその類似体1個の分岐を有する固定基としてシアノアクリル酸またはチオフェンの有無にかかわらずπ-架橋に優れているが,も良好であった。ナノ複合材料はまたアスコルビン酸,チオコリン(TCh)の酸化に対して高い光触媒能力を示した。後者はアセチルコリンエステラーゼ(AChE)の酵素的加水分解生成物であり,AChEの活性はOPにより阻害されるので,T(TA)2TiO_2/FTOは,OPのPEC分析に使用した。モデル検体としてパラチオンを用いて,PEC法は2×10~-12 4×10~ 6g mL~( 1)の広い線形範囲と極めて低い限界は5.6×10~ 13g mL~( 1)の検出を示した。これら良好な分析性能に関しては,本研究はいくつかの指針を提供し,水溶液中で行う必要がPEC機器の多くの染料TiO_2ナノ複合材料の応用への道を開く可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  害虫に対する農薬 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る