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J-GLOBAL ID：201802237399258376   整理番号：18A0782404

線条体低閾値スパイク介在ニューロンに対するミューオピオイド受容体活性化の二分効果【JST・京大機械翻訳】

Dichotomous Effects of Mu Opioid Receptor Activation on Striatal Low-Threshold Spike Interneurons

著者 (2件)： Elghaba Rasha (Department of Psychology, The University of Sheffield) ,  Bracci Enrico (Department of Psychology, The University of Sheffield)
資料名： Frontiers in Cellular Neuroscience (Web)  (Frontiers in Cellular Neuroscience (Web))
巻： 11  ページ： 385  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7064A  ISSN： 1662-5102  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 線条体低閾値スパイク介在ニューロン(LTSI)はGABAと一酸化窒素シンターゼを発現する緊張性活性ニューロンであり,神経血管結合と同様に情報処理に関与する。muオピオイド受容体(MORs)とそれらのリガンド脳は線条体において顕著であるが,LTSIに対するそれらの作用は研究されていない。著者らは,NPY発現ニューロンが緑色蛍光蛋白質(GFP)で標識されているトランスジェニックマウスにおける全細胞記録を行うこの問題に取り組んだ。MOR作動薬(D-Ala(2),N-MePhe(4),Gly-ol)-エンケファリン(DAMGO)はLTSIのサブ集団に二重効果をもたらした。DAMGOは,LTSIの62%で自然発火の減少を伴う抑制効果を引き起こしたが,試験したLTSIの23%で脱分極効果(自然発火の増加を伴う)が観察された。DAMGOの二重効果は,テトロドトキシン(TTX),ナトリウムチャンネル遮断薬またはニコチン性アセチルコリン受容体拮抗剤メカミラミンの存在下で持続した。しかしながら,GABA_A受容体拮抗剤ピクロトキシンまたはムスカリン性コリン作動性受容体拮抗剤アトロピンのいずれかの存在下で,DAMGOはLTSIに対する阻害効果のみを誘導した。さらに,DAMGOは自発的GABA作動性イベントの振幅と頻度を減少させることを見出した。予想外に,自発的GABA作動性イベントに対するDAMGOのこれらの効果はムスカリン性及びニコチン性コリン作動性遮断薬の遮断後に消失し,LTSIへのGABA入力はシナプス前MORsにより直接調節されないことを示した。これらの発見は,MORsの活性化がGABA作動性およびコリン作動性音の調節を介して直接的および間接的にLTSIに影響することを示唆する。直接と間接効果の間の複雑なバランスは,LTSIに及ぼすDAMGOの正味の影響を決定する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 一酸化窒素 ,  エンケファリン ,  *μ受容体 ,  *麻薬性鎮痛薬 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  シナプス ,  *線条体 ,  トランスジェニックマウス ,  *ニューロン ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  第四アンモニウム ,  アミノアルコール ,  窒素複素環化合物 ,  薬物 ,  タバコアルカロイド ,  オリゴペプチド ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： アンタゴニスト ,  *介在ニューロン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： Striatun ,  介在ニューロン ,  一酸化窒素 ,  オピオイド ,  アセチルコリン ,  阻害(心理学) ,  励起 ,  GABA

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (4件)： コリン ,  ニコチン ,  DAMGO ,  GABA

タイトルに関連する用語 (6件)： 線条体 ,  閾値 ,  スパイク ,  介在ニューロン ,  ミューオピオイド受容体 ,  活性化