文献

J-GLOBAL ID：201802237425665116   整理番号：18A1389742

応力テンソル不連続性に基づく埋め込み境界格子Boltzmann法【JST・京大機械翻訳】

A stress tensor discontinuity-based immersed boundary-lattice Boltzmann method

著者 (3件)： Suzuki Kosuke (Institute of Engineering, Academic Assembly, Shinshu University, Nagano 380-8553, Japan) ,  Yoshino Masato (Institute of Engineering, Academic Assembly, Shinshu University, Nagano 380-8553, Japan) ,  Yoshino Masato (Institute of Carbon Science and Technology, Interdisciplinary Cluster for Cutting Edge Research, Shinshu University, Nagano 380-8553, Japan)
資料名： Computers & Fluids  (Computers & Fluids)
巻： 172  ページ： 593-608  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0859A  ISSN： 0045-7930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 応力テンソルの不連続性を用いた浸漬境界格子Boltzmann法を提案した。浸漬境界法において,非滑り境界条件を強制するために適用される物体力は,境界を横切る応力テンソルの不連続性と等価である。提案した方法において,境界を背景格子点と独立にLagrange点により表現し,応力テンソルの不連続性を,境界条件を満たす望ましい粒子分布関数からのこれらの点について計算した。この方法を用いることにより,境界によって分割された流体の片側の応力テンソルから境界に局所的に作用する力を得ることができ,境界に作用する全力とトルクを計算する際の内部質量効果を考慮する必要はない。著者らの最良の知識に対して,本方法は,拡散界面法のクラスにおける境界上の応力テンソルを計算することを可能にする最初の方法である。この方法を検証するために,典型的な移動境界問題のシミュレーションに適用した。すなわち,Taylor-Couette流,定常流体中の振動円筒,楕円形円筒の沈降,球の沈降である。結果として,本方法は,一次空間精度を持ち,そして,他の数値および実験結果と良好に一致した。さらに,本方法の2つの問題,すなわち,局所力の侵入とスプリアス振動,およびそれらの可能な治療法について検討した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 境界条件 ,  界面 ,  *不連続性 ,  分布関数 ,  治療法 ,  円筒 ,  *応力テンソル ,  浸漬 ,  定常流 ,  トルク
準シソーラス用語： Taylor-Couette流 ,  移動境界 ,  Lagrange点 ,  浸漬境界法 ,  *格子Boltzmann法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 浸漬境界法 ,  格子Boltzmann法 ,  移動境界流 ,  応力テンソル不連続性

分類 (1件)： 流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 応力テンソル ,  不連続性 ,  埋め込み ,  境界 ,  格子Boltzmann法