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J-GLOBAL ID:201802237435769807   整理番号:18A1133562

ジメチルチオ尿素は卵巣切除マウスにおける四塩化炭素誘発急性肝損傷を改善する【JST・京大機械翻訳】

Dimethylthiourea ameliorates carbon tetrachloride-induced acute liver injury in ovariectomized mice
著者 (12件):
資料名:
巻: 104  ページ: 427-436  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エストロゲンの肝保護作用を明らかにするため,偽および卵巣摘出(ovx)マウスにおける四塩化炭素(CCl_4)誘導急性肝障害(ALI)の進行と,CCl_4誘導ALIの発生に対する選択的cox-2阻害剤であるジメチルチオ尿素(DMTU)の効果を検討した。15~20gの体重の雌C57BL/6Jマウスを8週齢で偽またはovx手術を行った。血液と肝臓サンプルは,CCl_4投与の15と24時間後に採取した。偽およびovxマウスは,CCl_4またはコーン油投与の30分前に,DMTU,Meloまたは生理食塩水を腹腔内投与した。ovxマウスにおけるALTレベルは,偽マウスにおけるそれらと比較して有意に増加した。DMTUは,CCl_4注射後の偽マウスにおけるそれらと同じレベルまで,ovxマウスにおけるALTレベルを減少させた。CCl_4は,偽マウスにおけるレベルと比較して,ovxマウスにおけるTNF-α,IL-6,cox-2およびiNOS発現を上方制御した。DMTUは,ovxマウスにおいてCCl_4によって上方制御されたcox-2およびiNOS発現レベルを有意に減少させた。しかし,Meloによる前処理は,偽またはovxマウスにおけるALTレベルおよびTNF-α,IL-6およびHO-1の遺伝子発現レベルに影響を及ぼさず,cox-2がエストロゲン欠乏によって引き起こされたCCl_4誘発ALIの増加に関与しない可能性があることを示した。卵巣切除はCCl_4誘発急性肝障害の発生を加速し,DMTUは肝障害を減少させた。これらの結果は,エストロゲンが発生CCl_4誘発急性肝障害における抗酸化剤として作用する可能性を示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器作用薬の基礎研究  ,  消化器の基礎医学  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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