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J-GLOBAL ID:201802237481032079   整理番号:18A0827670

温水暴露された温水配管用ポリエチレンの劣化解析

Degradation Analysis for Polyethylene of Raised Temperature Resistance After Long-term Hot Water Immersion and Hot Air Exposure Tests
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 215-219  発行年: 2018年04月20日 
JST資料番号: L3123A  ISSN: 0915-4027  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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温水用途の非架橋ポリエチレンである,高温耐久性ポリエチレン(PE-RT)を,温水浸漬および温空気曝露下で3000時間から35000時間の劣化試験に用いて,長期劣化の機構を明らかにした。引張強さは3000時間まで増加し,その後,結晶化のお陰でほぼ一定に達した。他方,破壊時の引張伸長は,試験時間と共に若干減少した。温水浸漬下の抗酸化能力の減少は,10000時間まで温空気曝露下よりも急速であった。このことは,FT-IRマッピング分析から,温水への酸化防止添加剤の溶出が原因であった。Ramanマッピング法を使用して,結晶度分布を調べた。分散は初期のものよりも大きいことが分かった。1HパルスNMR法によって得られたT2(スピン-スピン磁気緩和)結果から,16000時間試験試料の非晶質成分は,初期のものよりも大きかった。これら結果は,破壊時の伸長減少に関係することが推定された。初期酸化は,FT-IR分析によって,35000時間で達成された。エステルC=O基信号が,主として,温空気曝露後の試料表面に出現した。カルボン酸C=O信号も,温水浸漬後に見られた。ESR結果から,自動酸化反応は,温水浸漬下では貧弱な溶存酸素のために不活性であったが,温空気曝露下では活性化した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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抵抗性  ,  ポリオレフィン 
タイトルに関連する用語 (5件):
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