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J-GLOBAL ID:201802237515538413   整理番号:18A0352704

マイクロRNA-505は予後を予測し,FZD4との逆相関を用いた子宮頚癌の腫瘍阻害剤として作用する【Powered by NICT】

MicroRNA-505 predicts prognosis and acts as tumor inhibitor in cervical carcinoma with inverse association with FZD4
著者 (8件):
資料名:
巻: 92  ページ: 586-594  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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子宮頚癌におけるマイクロRNA-505(miR 505)とその下流標的遺伝子Frizzled-4(FZD4)の発現と機構を検討した。miR 505発現は子宮頚癌細胞株とヒト癌におけるqRT-PCRにより評価した。癌患者の臨床病理学的因子および生存率は腫瘍性miR 505レベルに基づいて解析した。CaSkiとH eLa細胞はレンチウイルスによりトランスデュースしたmiR 505を上方制御又は下方制御した。子宮頚癌に及ぼすこれらの影響をin vitro増殖,浸潤およびin vivo腫瘍形成能アッセイにより評価した。FZD4,miR 505の標的遺伝子は二重ルシフェラーゼレポーターアッセイで評価した。子宮頚癌細胞におけるその発現をqRT-PCRにより評価した。Wntシグナル伝達系がin vitroでの子宮頚癌発生の調節への影響をさらに評価するために,子宮頚癌細胞でアップレギュレートまたはダウンレギュレートした。MiR505は子宮頚癌細胞株とヒト癌で低く発現している。低腫瘍miR 505発現は患者の腫瘍進行および短い生存期間と関連していた。CaSkiとH eLa細胞では,レンチウイルス仲介miR 505アップレギュレーションは,in vitroでの癌増殖と浸潤を抑制し,in vivoでの腫瘍生成が,miR 505ダウンレギュレーションは機能的効果を持っていなかった。Wntシグナル伝達系がmiR 505の下流標的であることが確認され,子宮頚癌で上方調節されることが分かった。子宮頚癌細胞におけるFZD4の遺伝的修飾は癌の増殖における有意な変化をもたらし,FZD4アップレギュレーションは抑制されFZD4ダウンレギュレーションはin vitro子宮頚癌増殖および浸潤を促進した。MiR505は子宮頚癌における癌抑制因子と予後因子として作用する可能性がある。FDZ4はmiR 505として表される逆であり,子宮頚癌における劇的な調節機能を持っている。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  女性生殖器と胎児の腫よう 

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