文献

J-GLOBAL ID：201802237535224161   整理番号：18A0710678

石油汚染サイトの地下における自然減衰速度を推定するための動的フラックスチェンバの使用【JST・京大機械翻訳】

Using dynamic flux chambers to estimate the natural attenuation rates in the subsurface at petroleum contaminated sites

著者 (3件)： Verginelli Iason (Laboratory of Environmental Engineering, Department of Civil Engineering and Computer Science Engineering, University of Rome “Tor Vergata”, Via del Politecnico 1, 00133 Rome, Italy) ,  Pecoraro Roberto (Versalis, Eni, QHSE, Piazza Boldrini 1, 20097 San Donato Milanese, Italy) ,  Baciocchi Renato (Laboratory of Environmental Engineering, Department of Civil Engineering and Computer Science Engineering, University of Rome “Tor Vergata”, Via del Politecnico 1, 00133 Rome, Italy)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 619-620  ページ： 470-479  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,石油炭化水素によって汚染されたサイトにおける表面下の自然減衰速度の評価のためのスクリーニング法を紹介する。この方法は,標準的なソース特性化から得られたデータと動的フラックスチャンバ測定との組み合わせに基づいている。自然減衰速度は汚染物質のフラックス間の差として計算され,汚染物質濃度から出発する非反応性拡散モデルにより推定された汚染物質の濃度から出発し,地上レベルに設置された動的フラックスチャンバーを用いて測定された汚染物質の有効放出速度を計算した。このアプローチの信頼性を,土壌と地下水におけるBTEXの存在によって特徴付けられる汚染サイトで試験した。すなわち,地下からのBTEX放出速度は,14のサンプリングポイントに設置された動的フラックスチャンバーを用いて4つの季節的キャンペーンで測定された。発生源濃度から出発した非反応性拡散モデルを用いて予測されたフラックスと測定されたフラックスの比較は,他の最近の研究と一致して,モデル化アプローチが石油炭化水素の予想される屋外濃度を4桁まで過大評価できることを示した。一方,拡散非反応性モデルで推定したフラックスと測定データを結合することにより,汚染源から地上レベルへの移動中の石油炭化水素の自然減衰損失率を評価する物質収支を実行することができた。この比較に基づいて,試験サイトにおける推定BTEX損失率は,ほぼ0.5kg/年/m2に達した。これらの速度は,自然発生源帯の枯渇に関する最近の文献で報告された値と一致している。要するに,本研究で提示した方法は,汚染サイトで期待される自然減衰速度の更なる証拠を提供できる,使用が容易で費用対効果の高いオプションを表すことができる。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： キャラクタリゼーション ,  地下水 ,  信頼性 ,  汚染物質 ,  物質収支 ,  モデリング ,  *油汚染 ,  汚染源 ,  スクリーニング
準シソーラス用語： 発生源 ,  BTEX ,  放出速度 ,  拡散モデル ,  石油系炭化水素 ,  *自然減衰 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： フラックス測定 ,  揮発性有機化合物 ,  土壌ガス ,  自然減衰

分類 (4件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  海洋汚濁  (SB02040B) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 石油汚染 ,  地下 ,  減衰速度 ,  推定