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J-GLOBAL ID：201802237537316102   整理番号：18A0621152

転写後Csr/Rsm系による宿主-病原体相互作用の調節【Powered by NICT】

Regulation of host-pathogen interactions via the post-transcriptional Csr/Rsm system

著者 (2件)： Kusmierek Maria (Department of Molecular Infection Biology, Helmholtz Centre for Infection Research, Inhoffenstrasse 7, 38124 Braunschweig, Germany) ,  Dersch Petra (Department of Molecular Infection Biology, Helmholtz Centre for Infection Research, Inhoffenstrasse 7, 38124 Braunschweig, Germany)
資料名： Current Opinion in Microbiology  (Current Opinion in Microbiology)
巻： 41  ページ： 58-67  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1119A  ISSN： 1369-5274  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特異的宿主の成功的コロニー化は細菌病原体による病原性関連遺伝子発現プログラムの迅速で効率的な適応を必要とする。この試みにおける重要な要素は,Csr/Rsmシステムである。多成分,転写後制御システムは,複雑な調節ネットワーク内の中心ハブを形成し,病原体の代謝と生理的属性を持つ病原性特性を調整する協調。重要な機能は,RNA結合蛋白質CsrA/RsmAにより誘発される。CsrA/RsmAは多数の標的m RNAの多くは重要な病原性因子をコードすると相互作用し,それらの翻訳,安定性または転写の伸長を変化させる。最近の研究は重要な定着因子,毒素,細菌分泌系はCsrA/RsmA制御下にあることを明らかにした。CsrA/RsmA欠乏は宿主コロニー形成を損ない,病原性を減弱し,この転写後調節因子適切な薬物標的である。CsrA/RsmA蛋白質は非コードRNAによる隔離を介して,または特定の非常に豊富なmRNAと相互作用蛋白質への結合を介して不活性化されることができる。相互作用パートナー及びRNA標的と同様に,包括的,連結した遺伝的制御回路の広い範囲は,異なる病原体におけるこの調節系の複雑さを示した。今後の研究は,感染の経過中にCsr/Rsm仲介制御の空間的-時間的変化は,細菌がコロニー形成ニッチで経験した連続的な変化に対処するためにそれらの発現プロファイルを再プログラムするかを理解するのに役立つであろう。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *相互作用 ,  不活性化 ,  遺伝的調節 ,  経時変化 ,  RNA【核酸】 ,  コロニー ,  mRNA ,  RNA結合タンパク質 ,  *病原体 ,  細菌 ,  病原性
準シソーラス用語： 転写後調節 ,  コロニー形成 ,  病原因子 ,  *宿主病原体相互作用 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 転写 ,  CSR ,  宿主-病原体相互作用 ,  調節