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J-GLOBAL ID:201802237562734587   整理番号:18A1874560

TaWRKY51はコムギ(Triticum aestivum L.)におけるエチレン生合成の負の調節を介して側根形成を促進する【JST・京大機械翻訳】

TaWRKY51 promotes lateral root formation through negative regulation of ethylene biosynthesis in wheat (Triticum aestivum L.)
著者 (11件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 372-388  発行年: 2018年 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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普通コムギ(Triticum aestivum L.)は世界中で重要な食用作物である。根の構造の主成分としての側根(LR)は,コムギにおける水と栄養素の取り込みに影響を及ぼす。植物ホルモンエチレンはLR形成に影響することが知られている。しかし,この過程でエチレンを調節する因子はコムギではまだ解明されていない。ここでは,エチレン生合成を調節することによりLR形成に機能する重要な因子としてコムギTaWRKY51を同定した。コムギTaWRKY51RNA干渉系統(TaWRKY51-RNAi)とホモ接合性変異体のタwr51-2aとタwr51-2bは全て野生型と陰性トランスジェニック植物より少ないLRを生産したが,TaWRKY51過剰発現系統(TaWRKY51-OE)は反対の表現型を有した。転写解析により,エチレン生合成に関与する1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸シンターゼ(ACS)遺伝子(TaACS2,TaACS7及びTaACS8)はTaWRKY51-OE系統においてダウンレギュレートされたが,TaWRKY51-RNAi系統においてアップレギュレートされることを明らかにした。エチレン生成速度もTaWRKY51-OE系統で減少したが,TaWRKY51-RNAi系統ではそれらの負のトランスジェニック対照と比較して増加した。電気泳動移動度シフトと一過性発現分析は,TaWRKY51がそれらのプロモーター領域に存在するWボックスcisエレメントに結合することによりACS遺伝子の発現を阻害することを明らかにした。さらに,ACS2の過剰発現または1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸の外因性適用は,TaWRKY51-OEシロイヌナズナ系統における増強LR数の表現型を逆転させ,エチレン過剰生産変異体ET1-1におけるTaWRKY51の過剰発現は,そのLR欠損表現型を救済した。加えて,遺伝的証拠は,TaWRKY51調節LR形成がエチレンおよびオーキシンシグナリング経路にも依存することを示す。著者らの知見は,WRKY遺伝子がコムギにおけるエチレン生産とLR形成を調整する分子遺伝的機構を明らかにする。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  植物の生化学  ,  植物生理学一般 
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