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J-GLOBAL ID:201802237599996002   整理番号:18A0265056

イチョウ(Ginkgo bilobaL.)は哺乳類ラパマイシン標的蛋白質経路活性化の阻害を介して側頭葉てんかんのリチウム-ピロカルピンラットモデルにおける自発性再発性発作とそれに関連した神経学的状態を減弱する【Powered by NICT】

Ginkgo biloba L. attenuates spontaneous recurrent seizures and associated neurological conditions in lithium-pilocarpine rat model of temporal lobe epilepsy through inhibition of mammalian target of rapamycin pathway hyperactivation
著者 (7件):
資料名:
巻: 204  ページ: 8-17  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0042A  ISSN: 0378-8741  CODEN: JETHDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ginkgo bilobaL.(イチョウ科)は種々の神経学的条件特に行動および記憶障害に対する伝統薬で広く使用されている。本研究では,リチウム-ピロカルピン誘発自発的再発性発作のラットモデルにおけるGinkgo biloba葉(GBbf)の標準化画分,および関連する行動障害と認知障害の影響を検討し考察した。リチウムピロカルピン(LiPc)誘導癲癇重積状態(SE)後の自発的再発性発作の出現を示すラットはその後の4週間GBbfまたは賦形剤で処理した。ラットにおける発作と攻撃性の重症度はGBbf処理後記録された。さらに,オープンフィールド,強制水泳,新規物体認識とMorris水迷路試験を行った。病理組織学,蛋白質レベルと遺伝子発現研究は単離した脳で行った。GBbfによる処理は,てんかん動物における発作重症度スコアと攻撃性を減少させた。改善された空間認知機能と認識記憶,不安様行動の低下と共に,また治療した動物で観察された。Nissl染色による病理組織学的検査は海馬錐体層における神経損傷の減少を示した。海馬の歯状回とアンモン角3(Cornu Ammonis1)領域は苔状線維発芽の減少を示した。GBbf処理はリボソームS6とpS6蛋白質および海馬mTOR,Rps6とRps6kb1mRNAレベルを減弱させた。本研究の結果は,GBbf処理は,改善された認知機能,減少した不安様行動と攻撃性とリチウム-ピロカルピン誘発自発的再発性発作重症度と頻度を抑制したと結論した。効果は再発性発作と関連したmTOR経路過剰活性化の阻害によるものであることが分かった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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神経の基礎医学  ,  果実とその加工品  ,  中枢神経系 
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