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J-GLOBAL ID：201802237645447356   整理番号：18A0821208

エラストマナノ複合材料における束縛ゴムの形成機構:分子動力学シミュレーション研究【JST・京大機械翻訳】

Formation mechanism of bound rubber in elastomer nanocomposites: a molecular dynamics simulation study

著者 (6件)： Liu Jun (Key Laboratory of Beijing City on Preparation and Processing of Novel Polymer Materials, People’s Republic of China) ,  Wan Haixiao ,  Zhou Huanhuan ,  Feng Yancong ,  Zhang Liqun ,  Lyulin Alexey V.
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 8  号： 23  ページ： 13008-13017  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結合ゴムはエラストマーナノ複合材料の機械的強化において重要な役割を果たす。本研究では,粗粒分子動力学シミュレーションを用いて,エラストマーナノ複合材料における結合ゴムの形成機構を明らかにした。高分子-ナノ粒子系では,隣接するナノ粒子と結合した「鎖ブリッジ」は,二つの隣接するナノ粒子間のギャップが高分子サイズより小さいと一度,形成される。実験において油膨潤ゴムを模倣する高分子ナノ粒子-溶媒系を3つのモデルでシミュレートし,ポテンシャルエネルギー,静的構造及び動的拡散過程の解析から,全てのモデルはナノ粒子の体積分率の増加及び高分子-ナノ粒子相互作用強度が結合ゴムの形成を促進することを示した。溶媒の存在は結合ゴムを破壊し,最終的に機械的性質を悪化させる。これらのシミュレーションは,優れた機械的性質を有するエラストマー材料の設計に役立つ結合ゴムの形成機構のより良い理解のためのいくつかの理論的指針を提供することができた。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ナノ粒子 ,  ポテンシャルエネルギー ,  高分子 ,  *ナノ複合材料 ,  膨潤 ,  相互作用 ,  体積率 ,  機械的性質 ,  拡散過程
準シソーラス用語： 高分子ナノ粒子 ,  粗粒子 ,  *分子動力学シミュレーション ,  *形成機構 ,  *エラストマ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

タイトルに関連する用語 (6件)： エラストマ ,  ナノ複合材料 ,  束縛 ,  ゴム ,  分子動力学シミュレーション ,  研究