抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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県道静岡焼津線は,平成25年10月の台風による豪雨にて海岸線を通る道路の一部が崩落し,通行止めを余儀なくされていた。静岡県浜当目トンネル工事は,この被災箇所及び脆弱区間を迂回するために,片側1車線,延長905mの道路トンネルを建設する災害復旧工事である。トンネル終点側坑口付近には,2軒の観光ホテルやその付帯施設,擁壁等の構造物が存在し,更にこのホテルの立体駐車場の直下17mをトンネルが通過する線形となっていた。そのため,トンネル発破掘削並びに貫通掘削による騒音振動により,ホテルの営業や各構造物に影響を及ぼさないことが課題であった。本稿ではこの課題に対し,発注者,本社,支店,現場が連携し,ホテルに対して協議を積み重ねながら施工を進め,課題解決へ至った結果について報告する。(著者抄録)