文献

J-GLOBAL ID：201802237737341401   整理番号：18A0472697

常在内生種子細菌は苗の発育を促進し,browntopキビ(Urochloa ramosaL.)における真菌症に対する防御【Powered by NICT】

Indigenous endophytic seed bacteria promote seedling development and defend against fungal disease in browntop millet (Urochloa ramosa L.)

著者 (3件)： Verma S.K. (Department of Plant Biology, Rutgers University, New Brunswick, NJ, USA) ,  Verma S.K. (Centre of Advanced Study in Botany, Banaras Hindu University, Varanasi, Uttar Pradesh, India) ,  White J.F. (Department of Plant Biology, Rutgers University, New Brunswick, NJ, USA)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 124  号： 3  ページ： 764-778  発行年： 2018年 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:本研究は,browntopミレット苗発育に及ぼす固有種子内生菌効果を調べるために行われた。種子に生息する細菌内生菌は実生発育,根毛形成の刺激を促進,根およびシュートの長さ成長を増加させ,実生の光合成色素含有量を増加させるためには関与することを報告する。細菌内生菌はまた疾患への実生の耐性を改善した。【方法】と結果:全部で四の内生細菌の表面殺菌種子から単離し,Curtobacterium.(M1),Microbacteriumsp.(M2),Methylobacteriumsp.(M3)及びBacillus amyloliquefaciens(M4)として16S rDNA配列化により同定した。種子からのストレプトマイシン処理細菌の除去は実生の成長と発育を損なった。内生菌は種子上に再接種したところ,実生は正常な発育を回復した。株M3とM4は実生の成長を促進する際に最も強力であることが分かった。細菌はオーキシンを生成し,リン酸塩を可溶化し,真菌病原体を阻害した。Fusarium感染からの実生の有意な保護は,ミクロコスムアッセイにおけるM4株を用いて見出した。サーファクチン及びイツリンの抗真菌リポペプチド遺伝子はM4で検出された;M4の培養抽出物はサーファクチン陽性液滴崩壊結果を示した。【結論】本研究はbrowntopミレット種子は実生発育の調節と真菌症からの実生の保護効果に寄与する常在内生菌の方向を変えることを示した。研究の意義と影響:本研究は,土壌伝染性病原体に対する防御における実生の発生と機能に影響するbrowntopミレットの内生菌を種子に生息の最初の報告であるという点で重要であるとオリジナル。種子ベクター内生菌の保全と管理は,より持続可能な農業活動の開発に重要であることを示唆した。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 殺菌 ,  桿菌属 ,  *細菌 ,  培養 ,  病原体 ,  保護作用 ,  Fusarium ,  遺伝子 ,  可溶化 ,  病害防除 ,  リン酸塩 ,  実生 ,  シクロペプチド ,  オリゴペプチド
準シソーラス用語： リポペプチド ,  内生菌 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 病害防除 ,  内生細菌 ,  リポペプチド ,  光合成色素 ,  種苗開発

分類 (1件)： 生物的防除  (FC05030B)

物質索引 (1件)： サーファクチン

タイトルに関連する用語 (9件)： 種子 ,  細菌 ,  苗 ,  発育 ,  促進 ,  キビ ,  Urochloa ,  真菌症 ,  防御