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J-GLOBAL ID:201802237742300678   整理番号:18A1795566

雲仙岳の噴火後20年を経過した火砕流堆積斜面における土石流発生場の地形・地質特性

Topographical and geological characteristics of source areas of debris flows on hillslope covered with pyroclastic-flow deposits for 20 years after the eruption of Mt. Unzen
著者 (7件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 12-20  発行年: 2018年09月15日 
JST資料番号: G0196A  ISSN: 0286-8385  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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・火山の噴火の後に土石流がしばしば発生するケースがあり,そのような発生頻度は時間の経過と共に減少する。この主な理由として,低い浸透速度を伴う火山灰に依存する流下特性の変化が既往の研究によっして指摘されている。しかし,今でも土石流は,雲仙岳噴火後の20年以上のあいだに年に一度あるいは2度起こっている。火山灰による流下特性の時間的変化は,上述の実際の状況を説明することができない。実際の状態の解釈を明らかにするために,我々は土石流発生域の地形学的,地質学的特徴を研究した。最初に,我々は過去の噴火の浸透率が噴火前にそれと類似のレベルに回復していたことを確認した。ついで,我々は地形学的解析を実行し,土石流の現場調査を行ったが,この結果,最近の主要な土石流の発生域の位置を正確に求めることに成功した。正確に求めた発生域における浸食状況,地形学的,地質学的特徴と地下水放出に基づいて,我々は土石流発生の主な要因を調べた。その結果,土石流は,地下水と,異なる浸食の存在によって,主に発生し,そして,それは新しい火砕流堆積物と発生前の地盤下層との不連続性に依存することがわかった。この知見に基づいて,我々は雲仙岳の土石流の最近の発生域の土石流開始モデルを提案した。我々は,また,火砕流噴火後の土石流の時間的な変化を示す概略図を提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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一般,砂防工学  ,  自然災害 
引用文献 (27件):

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