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J-GLOBAL ID：201802237784284331   整理番号：18A0743501

原子力発電所における核セキュリティと課題(3)内部脅威者対策

著者 (1件)： 出町和之 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 保全学  (Maintenology)
巻： 17  号： 1  ページ： 2-6  発行年： 2018年04月10日 
JST資料番号： F1552A  ISSN： 1348-7795  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・原子力発電所の核セキュリティ脅威の一つである,作業員などの施設関係者による妨害破壊行為に対する対策と課題を提示。
・内部脅威者は,重要設備へのアクセス権と専門知識を有するため,外部脅威者以上の対策が必要。
・IAEAによる内部脅威者対策,および平成28年9月原子力規制委員会制定の対策強化規則を提示。
・予防,検知,遅延,対抗の各段階で,内部脅威者に対する物理的防護システムの構築が重要とし,破壊行為を検知する方法を具体的に説明。
・監視カメラ画像から妨害破壊行為を自動で検知する技術の開発が課題。
・そのための重要な要素技術は,全身動作と手元動作,異常行動および不審物の各パターンのデータベース化。

シソーラス用語： *セキュリティ ,  *原子力発電所 ,  作業者 ,  スペシャリスト ,  人間行動 ,  検出 ,  自動化 ,  パターン形成 ,  データベース ,  国際原子力機関 ,  行政機関
準シソーラス用語： 異常行動検知 ,  *核セキュリティ ,  原子力規制委員会(日本) ,  自動検出 ,  *内部脅威者 ,  妨害破壊行為

分類 (1件)： 原子炉安全一般  (MD06010W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 原子力発電所 ,  核セキュリティ ,  脅威 ,  対策