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J-GLOBAL ID:201802238131980974   整理番号:18A0924730

高用量トブラマイシンとバンコマイシンを負荷したアクリル骨セメントからの抗生物質溶出【JST・京大機械翻訳】

Antibiotic elution from acrylic bone cement loaded with high doses of tobramycin and vancomycin
著者 (4件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 1078-1085  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2653A  ISSN: 0736-0266  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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人工関節感染症(PJI)の2段階修正治療は,しばしば複数の抗生物質型を負荷した一時的骨セメントスペーサーの使用を用いる。トブラマイシンとバンコマイシンはセメントスペーサにおいて一般的に使用される抗生物質であるが,使用されるべき相対濃度と組合せに関するコンセンサスはない。従って,本研究の目的は,アクリル骨セメントの全抗生物質溶出及び圧縮機械的性質に及ぼす二重抗生物質負荷の影響を調べることであった。トブラマイシン(0~3g)とバンコマイシン(0~3g)の濃度を変えて,単独またはアクリルセメント(Palacos R)に組み合わせて12の実験群を得た。試料を37°Cの食塩水中に28日間浸漬し,特定の時点でサンプリングした。収集した溶離液を分析し,累積抗生物質放出を測定した。さらに,セメントの圧縮機械的性質と空隙率を特性化した。興味深いことに,最高濃度の抗生物質を含むセメントは最良の溶出特性を持たなかった。3gのトブラマイシンと2gのバンコマイシンを含むセメント試料は,28日後に最も高い累積抗生物質放出を示し,それは機械的性質の有意な減少と増加した多孔性と結合した。収集したデータは,トブラマイシンがセメントからバンコマイシンより効果的に溶出することも示唆した。結論として,本研究は,セメントにおける高い抗生物質負荷が必ずしも強化された抗生物質溶出をもたらさないことを示す。臨床的に,この情報はセメントスペーサ抗生物質負荷を最適化するために使用される可能性があり,そのため,抗生物質の持続時間と量の両方が最適化される。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 

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