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J-GLOBAL ID:201802238159405865   整理番号:18A0790939

排出ポンプの過剰発現はSalmonella enterica serovar Typhimuriumにおけるチゲサイクリンのヘテロ耐性に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Efflux Pump Overexpression Contributes to Tigecycline Heteroresistance in Salmonella enterica serovar Typhimurium
著者 (11件):
資料名:
巻:ページ: 37  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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細菌と抗生物質のいくつかの組合せにおいて細菌のヘテロ耐性が同定されており,それは治療戦略を複雑にしている。チゲサイクリンは,多剤耐性Salmonellaによって引き起こされる感染症の治療のための最適選択肢の1つとして使用されている。本研究では,oqxABを含むIncHI2プラスミドpHXY0908を持つSalmonella enterica血清型Typhimurium株において,チゲサイクリンに対するヘテロ耐性が存在するかどうかを調べた。MICと集団分析を行い,チゲサイクリンに対する集団感受性を評価した。MICレベルに及ぼす排出ポンプの影響を,排出ポンプ阻害剤Phe-Arg-β-ナフチルアミドを用いて評価し,細胞内チゲサイクリン蓄積ならびに調節および排出ポンプ遺伝子のmRNAレベルを測定した。調節領域のDNA配列決定を行い,耐性株からのプラスミド硬化は適切な制御を提供した。結果は,pHXY0908の有無にかかわらず親株のMICが,それぞれ0.5,1,および1μg/mLであることが示された。また,プラスミドで硬化された株14028/Δp52は,それぞれ,0.5,1,および1μg/mLであった。集団分析プロファイリング(PAP)により,pHXY0908含有株のみがチゲサイクリンに対してヘテロ耐性であることを示した。コロニーの一部はMICの4~8倍の増加を伴う安定なプロファイルを示した。これらの分離株の出現頻度は,親または14028/Δp52株よりもプラスミド含有株pHXY0908において高かった。Phe-Arg-β-ナフチルアミド添加はこれらの分離株のチゲサイクリン感受性を回復させ,細胞内チゲサイクリン蓄積を減少させた。また,pHXY0908を含む株のヘテロ耐性分離株は,acrB,ramA,およびoqxBの発現が増加した。DNA塩基配列決定は,ramA過剰発現を誘導することが示されているRamRにおける多数の突然変異を同定した。結論として,Salmonella enterica serovar Typhimuriumにおけるチゲサイクリンに対するヘテロ耐性は,プラスミドを含む株において明らかにされた。著者らの結果は,この表現型がAcrAB-TolCおよびoqxAB排出ポンプの過剰発現と関連していることを示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗細菌薬の基礎研究  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 
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