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J-GLOBAL ID：201802238260342302   整理番号：18A2065559

X線照射による単層カーボンナノチューブにカプセル封じしたフェロセン分子の発光【JST・京大機械翻訳】

Emission of the ferrocene molecules encapsulated in single-walled carbon nanotubes by X-ray irradiation

著者 (3件)： Honda Atsushi (Applied Physics, Faculty of Systems Engineering, Wakayama University, 630, Sakaedani, Wakayama 640-8510, Japan) ,  Murakami Toshiya (Applied Physics, Faculty of Systems Engineering, Wakayama University, 630, Sakaedani, Wakayama 640-8510, Japan) ,  Itoh Chihiro (Applied Physics, Faculty of Systems Engineering, Wakayama University, 630, Sakaedani, Wakayama 640-8510, Japan)
資料名： Nuclear Instruments & Methods in Physics Research. Section B. Beam Interactions with Materials and Atoms  (Nuclear Instruments & Methods in Physics Research. Section B. Beam Interactions with Materials and Atoms)
巻： 435  ページ： 219-223  発行年： 2018年 
JST資料番号： H0899A  ISSN： 0168-583X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フェロセン(Cp_2Fe)分子をカプセル化する単層カーボンナノチューブ(SWNTs)のX線照射効果を研究した。CP_2Feを真空密閉ガラス管中で200°C,12hの熱処理によりSWNTにカプセル化した。Raman散乱分光法は,カプセル化後のSWNTが放射状呼吸モード(RBM)の高周波シフトを示すことを明らかにした。類似の高周波シフトをCp_2Feカプセル化SWNTについて報告し,したがって,Cp_2Fe分子がSWNT中に成功裏にカプセル化されていると結論した。カプセル化SWNTを1.25keVのX線で照射すると,欠陥関連バンド,Dバンドの増強が得られたが,Raman散乱スペクトルではRBMピークはシフトしなかった。エネルギー分散X線分光法は,X線照射がFeの原子濃度を0.24%から0.15%に減少させることを明らかにした。結果は,X線照射がCp_2Fe分子の発光をもたらすことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *フェロセン ,  ガラス管 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  鉄 ,  *カーボンナノチューブ ,  *発光 ,  スペクトル ,  Raman散乱 ,  *X線照射 ,  *X線 ,  周波数シフト ,  Dバンド

著者キーワード (5件)： 単層カーボンナノチューブ ,  X線誘起欠陥形成 ,  カーボンナノチューブにおけるゲスト分子のカプセル化 ,  カプセル化分子の発光 ,  Raman散乱分光法

分類 (1件)： その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

タイトルに関連する用語 (5件)： X線照射 ,  単層カーボンナノチューブ ,  カプセル封じ ,  フェロセン ,  分子