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J-GLOBAL ID:201802238279495318   整理番号:18A1935047

1,25-ジヒドロキシビタミンDは分化3T3-L1脂肪細胞における脂質代謝とグルコース利用を調節する【JST・京大機械翻訳】

1,25-Dihydroxyvitamin D regulates lipid metabolism and glucose utilization in differentiated 3T3-L1 adipocytes
著者 (4件):
資料名:
巻: 58  ページ: 72-83  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脂肪組織はビタミンDを貯蔵し,代謝することが良く確立されている。ビタミンD,1,25ジヒドロキシビタミンD[1,25(OH)_2D]の活性型は脂肪細胞分化と炎症を調節し,ビタミンDが脂肪組織生理学において果たす多面的役割を強調する。しかしながら,成熟脂肪細胞脂質代謝のビタミンD調節に関する証拠は限られている。著者らは,1,25(OH)_2Dが分化した3T3-L1脂肪細胞における脂質およびグルコース代謝を変化させ,トリアシルグリセロール(TAG)蓄積を減少させると仮定する。本研究において,1,25(OH)_2D(10nmol/L)は,脂肪酸取込の有意な増加(P<.01)にもかかわらず,4日後に分化した3T3-L1脂肪細胞におけるTAG蓄積の21%の減少を刺激した(P=.01)。さらに,1,25(OH)_2Dは,[1-14C]パルミチン酸から14CO_2生産の2.5倍の増加を刺激し(P<.01),脂肪酸β-酸化の上昇率を示し,一方,de novo脂肪酸合成の9%減少を刺激した(P=.03)。興味深いことに,脂肪酸へのd-[U-13C]グルコース取り込みは,1,25(OH)_2D(P<.01)に応答して30%減少し,de novo脂質生成の基質としてのグルコースの寄与の低下を示した。これらの知見と一致して,アナap酵素ピルビン酸カルボキシラーゼのmRNA発現は41%減少した(P<.01)。要約すると,1,25(OH)_2Dは脂肪酸酸化を刺激し,分化脂肪細胞におけるTAG蓄積を減少させた。さらに,1,25(OH)_2Dは,ピルビン酸カルボキシラーゼを下方制御し,グリセロールとしてグルコース処理を刺激することにより,脂肪酸合成の基質としてグルコース利用を低下させた。まとめると,脂質代謝とグルコース利用におけるこれらの1,25(OH)_2D誘導変化はTAG蓄積の減少に寄与し,過剰な脂肪蓄積と関連代謝障害に対して保護的である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  脂質の代謝と栄養 
タイトルに関連する用語 (5件):
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