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J-GLOBAL ID:201802238284117734   整理番号:18A1613500

レシチン:コレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)の高レベルは冠動脈アテロームの減少に関連する【JST・京大機械翻訳】

Elevated level of lecithin:cholesterol acyltransferase (LCAT) is associated with reduced coronary atheroma burden
著者 (26件):
資料名:
巻: 276  ページ: 131-139  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0599B  ISSN: 0021-9150  CODEN: ATHSBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高密度リポ蛋白質(HDL)代謝と逆コレステロール輸送(RCT)における重要酵素であるレシチン:コレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)はアテローム保護と関連している。しかし,プラーク特性との関係は今日まで確認されていない。著者らは,マルチセンター画像研究における血漿LCAT質量濃度とプラーク負荷の間の関係を決定することを目的とした。血管造影的に証明された冠動脈疾患(CAD)を有する167人の患者は,血管内超音波検査(IVUS)画像を受けた。CADのない96名の患者を生化学評価のための対照とした。血漿LCAT質量濃度は対照と比較してCAD患者において高かった(8.94±2.51μg/mL対7.89±2.99μg/mL,p=0.003)。一方,コレステロールエステル化率(CER)は下方制御された(253.6±83.9μM/2h対315.3±115.0μM/2h,p<0.0001)。両パラメータは,予測変数として既知のCADリスク因子に対する段階的線形回帰モデルで試験した場合,全アテローム容積(r=-0.14,p=0.027及びr=-0.14,p=0.024)と逆相関したが,LCAT質量のみがアテローム容積の有意な予測因子であった。従って,最も高い四分位におけるLCAT質量を有する患者は,低い四分位におけるそれらより有意に少ないアテローム性負荷を有していた(39.7±10.7%対45.4±10.4%,LCAT質量の最高対最低四分位に対してp=0.0014)。血漿LCAT質量濃度はCAD患者でアップレギュレーションされ,プラーク容積と逆相関し,アテローム保護効果を示唆した。LCAT質量濃度はアテローム負荷のリスク予測モデルにおいてLCAT活性を上回り,LCAT質量がアテローム保護における重要な変数であることを示唆した。心血管疾患の治療標的としてLCATを評価するさらなる研究が必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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脂質の代謝と栄養  ,  酵素生理  ,  循環系の基礎医学 
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