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J-GLOBAL ID:201802238353572003   整理番号:18A0608947

対応するマイクロRNAを介したコアRNAi成分および耐病性蛋白質をコードする遺伝子のダウンレギュレーションはダイズにおいて成功したダイズモザイクウイルス感染と相関する可能性がある【Powered by NICT】

Down-regulation of genes coding for core RNAi components and disease resistance proteins via corresponding microRNAs might be correlated with successful Soybean mosaic virus infection in soybean
著者 (7件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 948-960  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2688A  ISSN: 1464-6722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物はいくつかの異なる防御機構によるウイルス感染から自身を保護する。RNA干渉(RNAi)は,一つの突出した抗ウイルス機構,AGO(Argonaute)およびDicer/DCL(Dicer様)蛋白質の関与を必要とする。エフェクター誘発性免疫(ETI)は抵抗性(R)遺伝子によって仲介される抗ウイルス機構の大部分はヌクレオチド結合部位高ロイシン反復(NBS LRR)ファミリー蛋白質をコードした。マイクロRNA(miRNA)は,植物,宿主防御の調節を含むにおいて重要な調節的役割を果たしている。ダイズモザイクウイルス(SMV)はダイズで最も一般的なウイルスであり,本研究では,SMV感受性ダイズ系統におけるマイクロアレイ解析による数十SMV応答性miRNAを同定した。アップレギュレートされたmiRNAの中で,miR168a,miR403a,miR162bとmiR1515aは予測AGO1,AGO2,DCL1とDCL2,それぞれの発現を調節し,miR1507a,miR1507cとmiR482aはいくつかのNBS-LRRファミリー耐病性遺伝子の発現を調節すると推定される。これら七のmiRNAの標的遺伝子発現の調節は,cDNA末端(RLM RACE)実験の一過性発現アッセイとRNAリガーゼ仲介迅速増幅の両方によって検証した。AGO1,DCL1,DCL2と五NBS-LRRファミリー遺伝子の転写物レベルは,SMV感染後の異なる時点で抑制されたが,対応するmiRNAレベルはこれらの同じ時点でアップレギュレートされていた。さらに,短タンデムターゲット模倣体(STTM)技術によるmiR1507a,miR1507c,miR482a,miR168aとmiR1515aの阻害はダイズのSMV感染効率を損なった。著者らの結果は,SMVはそれらの対応するmiRNAレベルの蓄積の誘導を介していくつかのRNAi経路遺伝子とNBS-LRRファミリー耐性遺伝子のダウンレギュレーションによるダイズの防御応答を打ち消すことができることを意味している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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ウイルスによる植物病害  ,  豆類 
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