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J-GLOBAL ID：201802238430875129   整理番号：18A0273569

誘発前庭の痛みを有する女性における経頭蓋直流電気刺激の有効性【Powered by NICT】

Efficacy of transcranial direct-current stimulation in women with provoked vestibulodynia

著者 (8件)： Morin Annie (School of Rehabilitation, Faculty of Medicine and Health Sciences, Universite de Sherbrooke, Sherbrooke, Quebec, Canada) ,  Leonard Guillaume (School of Rehabilitation, Faculty of Medicine and Health Sciences, Universite de Sherbrooke, Sherbrooke, Quebec, Canada) ,  Gougeon Veronique (School of Rehabilitation, Faculty of Medicine and Health Sciences, Universite de Sherbrooke, Sherbrooke, Quebec, Canada) ,  Cyr Marie-Pierre (School of Rehabilitation, Faculty of Medicine and Health Sciences, Universite de Sherbrooke, Sherbrooke, Quebec, Canada) ,  Waddell Guy (Department of Obstetrics Gynecology, Faculty of Medicine and Health Sciences, Universite de Sherbrooke, Sherbrooke, Quebec, Canada) ,  Bureau Yves-Andre (Department of Obstetrics Gynecology, Faculty of Medicine and Health Sciences, Universite de Sherbrooke, Sherbrooke, Quebec, Canada) ,  Girard Isabelle (Department of Obstetrics Gynecology, Faculty of Medicine and Health Sciences, Universite de Sherbrooke, Sherbrooke, Quebec, Canada) ,  Morin Melanie (School of Rehabilitation, Faculty of Medicine and Health Sciences, Universite de Sherbrooke, Sherbrooke, Quebec, Canada)
資料名： American Journal of Obstetrics and Gynecology  (American Journal of Obstetrics and Gynecology)
巻： 216  号： 6  ページ： 584.e1-584.e11  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0702A  ISSN： 0002-9378  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 誘発vestibulodyniaは圧力適用または試み膣侵入に応答した膣の入口に位置する急性再発性の疼痛により特性化される高度に蔓延している状態である。誘発vestibulodyniaの女性に提供される処理の広い多様性にもかかわらず,女性の高い割合で潜在している従来の治療に抵抗性であった。経頭蓋直流電気刺激は種々の慢性疼痛状態を改善するのに有効なことが示されている非侵襲性脳刺激技術である。増えつつある証拠は,中枢神経系は誘発vestibulodyniaにおいて重要な役割を果たす可能性があることを示唆した。中枢神経系を標的とするので誘発vestibulodyniaを有する女性のための有望な治療法である可能性がある。本研究の目的は,誘発vestibulodynia患者における性交時の痛み強度を低減するように活性と偽経頭蓋直流電気刺激の有効性を評価し,比較することであった。三重盲検,並行群間,無作為化比較試験を実施した。検証プロトコルを用いた婦人科医による誘発vestibulodyniaと診断され17 45歳女性は,活性経頭蓋直流電気刺激(強度=2mA)または10回偽経頭蓋直流刺激のいずれかの10回に分け,2週間以上であった。活性と偽両経頭蓋直流刺激は20分間適用し,一次運動皮質上に置かれたアノード,対側眼窩上域上の陰極であった。転帰尺度は,ベースラインで収集した,治療2週間後,とグループ帰属への盲検評価による3か月の追跡であった。一次目的は,性交時の痛み強度を評価し,数値評価尺度を用いた。二次転帰は変化の性機能と苦痛,前庭感度,心理的苦痛,治療満足度,患者印象に焦点を当てた。統計的分析は,intention-to-treatに基づいて行い,処理の影響は反復測定のための混合線形モデルを用いて評価した。総計40名の患者を無作為に2016年2月を通して2014年11月からの活性(n=20)または偽(n=20)経頭蓋直流電気刺激処理に無作為割り付けした。ベースライン特性は活性化しており,偽経頭蓋直流電気刺激群で同様であった。研究プロトコルと完全コンプライアンスでは,各参加者は研究治療の全経過,2週間及び3か月の追跡での評価を含むに従った。性交時の痛みは活性および模擬治療群間で有意に異ならなかった処理後(P=.84)2週間とフォローアップ(P=.09)であった。平均ベースラインおよび2週間評価疼痛強度は,それぞれ,シャム経頭蓋直流電気刺激(P=.001)のための活性経頭蓋直流電気刺激(P=.03)対7.5(95%信頼区間,6.6 8.4)と5.7(95%信頼区間,4.8 6.6)6.8(95%信頼区間,5.9 7.7)および5.6(95%信頼区間,4.7 6.5)。2群間でNonsignificant相違も処理後(P>.20)性機能とdistressとフォローアップ(P>.10)であることが分かった。全体として,2週間の評価における能動的経頭蓋直流刺激に帰属される68%を報告偽経頭蓋直流電気刺激(P=.82)に割り当てられた65%と比較して,非常に,非常に,またはわずかに改善されたが,フォローアップで同等で:42%対65%,それぞれ(P=.15)。得られた知見は,活性経頭蓋直流刺激は誘発vestibulodyniaの女性における痛みを軽減するための偽経頭蓋直流電気刺激よりも効果的ではないことを示唆した。同様に,有意な影響は性機能,前庭感度,または心理的苦痛に見られなかった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *女性 ,  プロトコル ,  *直流 ,  再発 ,  信頼区間 ,  ランダム化比較試験 ,  キャラクタリゼーション ,  治療法 ,  中枢神経系 ,  統計解析 ,  *疼痛 ,  患者
準シソーラス用語： フォローアップ ,  *頭蓋 ,  *経頭蓋直流電気刺激 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 慢性とう痛 ,  性交疼痛 ,  とう痛いき値 ,  誘発された前庭の痛み ,  心理的苦痛 ,  無作為化対照試験 ,  性機能障害 ,  経頭蓋直流刺激

分類 (2件)： リハビリテーション  (GB06000Z) ,  神経の臨床医学一般  (GN01030H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 誘発 ,  前庭 ,  痛み ,  女性 ,  経頭蓋直流電気刺激 ,  有効性