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J-GLOBAL ID：201802238442316031   整理番号：18A0129525

多重除草剤耐性Avena fatuaL.における構成的酸化還元とホスホプロテオーム変化は全身獲得抵抗性と全身獲得順応のそれらと類似している【Powered by NICT】

Constitutive redox and phosphoproteome changes in multiple herbicide resistant Avena fatua L. are similar to those of systemic acquired resistance and systemic acquired acclimation

著者 (5件)： Burns Erin E. (Department of Plant Sciences & Plant Pathology, PO Box 173150, Montana State University, Bozeman, MT 59717, United States) ,  Keith Barbara K. (Department of Plant Sciences & Plant Pathology, PO Box 173150, Montana State University, Bozeman, MT 59717, United States) ,  Refai Mohammed Y. (Department of Chemistry & Biochemistry Research, PO Box 173400, Montana State University, Bozeman, MT 59717, United States) ,  Bothner Brian (Department of Chemistry & Biochemistry Research, PO Box 173400, Montana State University, Bozeman, MT 59717, United States) ,  Dyer William E. (Department of Plant Sciences & Plant Pathology, PO Box 173150, Montana State University, Bozeman, MT 59717, United States)
資料名： Journal of Plant Physiology  (Journal of Plant Physiology)
巻： 220  ページ： 105-114  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0822B  ISSN： 0176-1617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物は多数の生物的および非生物的ストレスに直面した日常的に,応答した全身獲得抵抗性(SAR)と全身獲得順応(SAA)の高効率戦略を進化させた。より進化的に最近の非生物的ストレスは雑草を制御するための除草剤の応用であり,それらの集中的な使用は,実質的な収量損失を引き起こし,生産コストを増加させることを抵抗性雑草個体群を選択してきた。除草剤に対する非標的部位抵抗性(NTSR)は世界的に急速に増加していると一般化応力防御ネットワークの変化と関連している。NTSR多重除草剤耐性における(MHR)Avena fatuaに関連した蛋白質翻訳後修飾、およびSARとSAAのそれとの共通性を調べた。MHRおよび除草剤感受性(HS)A.fatua集団における構成的蛋白質プロファイルを比較するためにプロテオミクス,生化学的および免疫学的方法を用いた。ホスホプロテオームと酸化還元プロテオーム調査は,コア細胞過程における機能を持つ蛋白質の翻訳後修飾はMHR植物で減少したが,HS植物と比較して生体異物およびストレス応答,反応性酸素種解毒と酸化還元維持,熱ショック応答,細胞内シグナル伝達に関与する遺伝子はMHRで上昇していたことを示した。より具体的には,MHR植物はレクチンS受容体のようなセリン/トレオニン蛋白質キナーゼLecRK2,SARの良く特性化された成分を含む三--蛋白質キナーゼの構成的に高レベルを含んでいた。スーパーオキシドジスムターゼ酵素活性と蛋白質レベルの解析はMHRとHS植物の間の構成的差異を示さなかった。全体的な結果は,除草剤ストレスは他の非生物的ストレスと同様に知覚されることを,A.fatua NTSRはSARとSAAと類似した特徴を共有しているという考えを支持する。多様性非生物的および生物的ストレスの下での初期進化と同様に,致死未満量の除草剤用量にMHR A.fatuaの以前の曝露は幾つかの無関係除草剤に対するNTSRを含む応力準備が高まった状態につながっていると推測した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 活性酸素 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  遺伝子 ,  *プロテオーム ,  *除草剤 ,  キャラクタリゼーション ,  プロテオミクス ,  酵素活性度 ,  *順応 ,  *酸化還元反応 ,  感受性 ,  ネットワーク
準シソーラス用語： 生物的ストレス ,  ストレス応答 ,  非生物的ストレス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 多重除草剤耐性 ,  非標的部位抵抗 ,  翻訳後修飾 ,  ストレス ,  全身後天性順化 ,  全身獲得抵抗性

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (10件)： 多重 ,  除草剤耐性 ,  Avena ,  酸化還元 ,  ホスホプロテオーム ,  全身獲得抵抗性 ,  全身 ,  獲得 ,  順応 ,  類似