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J-GLOBAL ID:201802238445240661   整理番号:18A0340852

海馬CA1錐体ニューロンの低酸素誘導膜脱分極に対するコルジセピンの抗効果【Powered by NICT】

Anti-effects of cordycepin to hypoxia-induced membrane depolarization on hippocampal CA1 pyramidal neuron
著者 (10件):
資料名:
巻: 796  ページ: 1-6  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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コルジセピンは低酸素または虚血性傷害に重要な神経保護効果を持っている。しかし,低酸素または虚血性傷害からコルジセピンの神経保護の直接電気生理学的証拠は不明のままである。それ故,本研究では,コルジセピンは,虚血と低酸素損傷から保護する電気生理学的機構を全細胞パッチクランプ法によるエネルギー欠乏損傷モデルを用いて研究した。結果は,コルジセピン(80μM)は,低酸素誘導膜脱分極,コルジセピン減少勾配などを有意に遅延し,緩慢な脱分極の期間を延長して,自発的活動電位(AP)焼成,迅速な脱分極の開始遅延を生成する能力を延長し,迅速な脱分極後過分極膜電位を維持していることを明らかにした。さらに,コルジセピンも誘発AP振幅の低酸素誘導による減少を遅延させた。さらに,コルジセピンと海馬切片の再酸素化時に誘発されるスパイク振幅,膜電位および誘発AP潜時に及ぼす回復をみたコルジセピンは5分間の低酸素症前処理障害後の神経電気生理学的機能を回復させることができる。まとめると,本研究の結果は,神経電気生理学的機能の改善を介して低酸素傷害に対するコルジセピンの重要な神経保護効果を示す直接証拠を提供し,抗低酸素誘導膜脱分極の基礎となる機構が強く推奨される。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 
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