文献

J-GLOBAL ID：201802238563406036   整理番号：18A0242533

pyridylsilyl配位遷移金属環状化合物としてのHeck中間体を安定化することにより活性化されていないオレフィンのNi触媒位置選択的1,2 ジアリールアチオン【Powered by NICT】

Ni-catalysed regioselective 1,2-diarylation of unactivated olefins by stabilizing Heck intermediates as pyridylsilyl-coordinated transient metallacycles

著者 (6件)： Thapa Surendra (Department of Chemistry & Chemical Biology, The University of New Mexico, Albuquerque, NM 87131, USA. [e-mail]) ,  Dhungana Roshan K. ,  Magar Rajani Thapa ,  Shrestha Bijay ,  KC Shekhar ,  Giri Ramesh
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 9  号： 4  ページ： 904-909  発行年： 2018年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハロゲン化アリールから導いたHeck C(sp~3)-NiX中間体をアリール亜鉛試薬によるジメチルピリジルビニルシランにおける非活性化オレフィンのNi触媒によるジアリール化を報告した。このアプローチはβ-ヒドリド脱離を抑制し,トランスメタル化/還元的脱離を容易にするために過渡メタラサイクルとしてHeckカルボメタル化を促進する遮断酸化付加化合物,Heck C(sp~3)-NiX中間体の安定化の二重の役割を果たしていることを配位基として修正可能なピリジルシリル基を利用した。この方法は1,2 ジアリールエチルシラン,3-アリル-3,4-ジヒドロイソクマリンとdihydrostilbenoid天然物の構造モチーフとして生じる1,2 ジアリールエタノールに容易に酸化できるが生成した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 芳香族ハロゲン化合物 ,  水素化物 ,  不活性化 ,  脱着 ,  *ニッケル ,  付加化合物 ,  *触媒 ,  *アルケン ,  酸化 ,  天然材料 ,  *中間体
準シソーラス用語： 遮断 ,  カルボメタル化 ,  還元的脱離 ,  金属交換反応 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  芳香族単環カルボン酸の窒素誘導体  (CF05200S) ,  反応の位置化学  (CF02140G) ,  光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 遷移金属 ,  環状化合物 ,  中間体 ,  安定化 ,  活性化 ,  オレフィン ,  Ni ,  触媒 ,  位置選択