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J-GLOBAL ID:201802238610401914   整理番号:18A1559980

制振合金を利用した動吸振器の開発

Development of dynamic damper using damping alloy
著者 (4件):
資料名:
巻: 84  号: 863  ページ: ROMBUNNO.18-00124(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0182B  ISSN: 2187-9761  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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制振合金を構造用材料として使用するならば減衰性能の大きな構造物を製作することができ,その振動・騒音を低減することができる。しかし,動吸振器のダンパとして用いるには減衰性能がそれほど大きくない。本報では負のばね定数と組み合わせることによって制振合金製ばねの損失係数を等価的に大きくする方法を提案している。負のばねとして磁石の吸引力を利用した動吸振器を製作し,インパクト加振によるコンプライアンスと時刻歴応答を測定してその制振効果を実証している。磁石の吸引力の非線形性によってその制振効果は振動振幅に依存するが,動吸振器を設置しない場合と比べると十分な制振効果が期待できることを示している。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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緩衝器,ばね 
引用文献 (7件):
  • Igarashi, J. ed., Handbook of Noise Control Engineering (Data book), Gihodo Shuppan Co., Ltd. (2001), pp.41-43 (in Japanese).
  • Iwata, Y., Saeki, M. and Komatsuzaki, T., Mechanical vibration, Suurikougaku-sha (2017), pp.47-48 (in Japanese).
  • Mae, Y., Damping mechanism and its characteristics of damping alloys, Journal of the Japan Society for Precision Engineering, Vol.55, No.12 (1989), pp.2123-2126 (in Japanese).
  • Nagamatsu, A. ed., Dynamics Handbook, Asakura Publishing Co., Ltd. (1993), p.150 (in Japanese).
  • Nagamatsu, A. ed., Handbook of Damping Technology, Corona Publishing Co., Ltd. (2008), pp.31-33 (in Japanese).
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