抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:慢性閉塞性肺疾患(COPD)の非侵襲性通気(NIV)期間中の高濃度酸素吸入が二酸化炭素分圧(PaCO2)に与える影響を検討する。方法:2014年2月から2017年2月にかけて治療した60例のCOPD患者の臨床資料を分析し、すべて非侵襲的通気治療を行い、酸素吸入濃度によって対照群(30例)と研究群(30例)に分け、対照群は低濃度酸素吸入を行い、研究群は高濃度酸素吸入を行った。両群の血液ガス分析指標、腎機能指標を比較した。結果:研究群のPaCO2、PaO2及びSaO2はいずれも対照群より優れていた(P<0.05)。研究群のScrは(150.34±13.08)μmol/L,BUN(8.51±1.24)μmol/L,KIM-1(1.31±0.12)ng/dLは対照群より低かった(P<0.05)。研究グループの生活の質の採点の中で、心理状態(15.87±2.09)の仕事、仕事と経済状況(13.26±2.46)の得点、レクリエーションと戸外活動(16.93±3.23)はすべて対照グループより高かった(P<0.05)。結論:COPD患者のNIV期に高濃度の酸素吸入治療は治療効果の向上に役立ち、PaCO2レベルは上昇せず、安全性が高く、普及できる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】