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J-GLOBAL ID:201802238653119588   整理番号:18A0143291

A BS複合材料の機械的,熱的,及び難燃性に及ぼす貝殻廃棄物とその効果から誘導したバイオ充填剤の特性化【Powered by NICT】

Characterization of bio-filler derived from seashell wastes and its effect on the mechanical, thermal, and flame retardant properties of ABS composites
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巻: 38  号: 12  ページ: 2788-2797  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0987A  ISSN: 0272-8397  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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貝殻は主に,分解時に,顕著な悪臭及び毒性をもつ有害ガスを生成する炭酸カルシウムと有機物質で構成されている。それ故,それらの廃棄物である問題と考えられ,ヒトに有害である可能性がある。この問題を克服するために,本研究は,アクリロニトリル-butadiene-スチレン共重合体(A BS)を強化するための生体-充填材として粉砕した貝殻廃棄物(SS)の利用を提案した。市販炭酸カルシウム,CaCO_3(CC)も結果を比較した。充填剤とその複合材料をX線蛍光(XRF),X線回折(XRD),Fourier変換赤外分光法(FT IR),走査電子顕微鏡(SEM),動的機械分析(DMA),熱重量分析(TGA),およびコーン熱量計によって特性化した。DMAデータはA BSへの低量貝殻生体-充填材の添加は貯蔵弾性率(E′)を増加させることを示した。ガラス転移温度(T_g)値は,より高い温度にシフトした。一方,ABS/SS複合材料はCC充填A BSよりも高い引張強さを示した。TGAの結果は,貝殻からの炭酸カルシウムを添加した場合,熱安定性の向上であることを示した。生体-充填材含有量の増加で達成された良好な難燃特性。円錐熱量測定試験後のチャー残渣のXRDおよびFT-IRの結果によると,緻密なチャー層は,酸素と熱伝達に対する障壁として作用し,気相への高分子の小部分の脱出を防止し,燃焼中の熱放出速度を減少させた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
充填剤,補強材  ,  性質・試験一般 

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