文献

J-GLOBAL ID：201802238656706867   整理番号：18A2083885

管内の完全発達層流の速度に対する流量ベース法【JST・京大機械翻訳】

Flow-rate based method for velocity of fully developed laminar flow in tubes

著者 (1件)： Kim Sun Kyoung (Department of Mechanical System Design Engineering, Seoul National University of Science and Technology, Seoul 01811, Republic of Korea)
資料名： Journal of Rheology  (Journal of Rheology)
巻： 62  号： 6  ページ： 1397-1407  発行年： 2018年 
JST資料番号： D0428A  ISSN： 0148-6055  CODEN： JORHD2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,円形断面を有する直線管を通して層流完全発達領域で流れる非Newton流体の速度分布を決定するための明示的方法を提案した。局所速度に対する積分式を,半径方向の半径方向に等しい半径をもつ軸方向中心円形断面を通過する部分流れの速度として,管内の点でのコア流量の概念を導入することにより導いた。このアプローチにおいて,速度は,コア流量からの平均コア速度と,対応する半径位置における壁を有する仮想管を通る流れの平均速度の間の差として表現される。最初に,この方法をニュートンおよびべき乗則モデルに対する速度を用いて検証した。次に,Carreau,Cross,およびPhan-Thien-Tanner(PTT)モデルに従う流体の速度計算に適用した。さらに,Carreauモデルの速度結果を測定速度から逆パラメータ推定により粘度再構成に適用した。特に,PTTモデルケースに対して,滑り境界条件も考慮した。仮想管流の平均速度は測定値とコア速度の差によって決定できる。従って,測定された速度プロファイルは多くの仮想管流の見掛けせん断速度の取得を可能にする。これらの仮想管流は,同じ圧力勾配を有するにもかかわらず,半径の違いのために異なる壁せん断応力を有する。見かけのせん断速度と壁せん断応力を用いて,Rabinowitsch補正を行い,真の壁せん断速度を求め,粘度とReynolds数の正確な推定を容易にした。得られたReynolds数は一般化Reynolds数に密接に従うことが分かった。Copyright 2018 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *流量 ,  剪断速度 ,  再構成 ,  Reynolds数 ,  *層流 ,  圧力勾配 ,  境界条件 ,  積分 ,  速度分布 ,  パラメータ推定 ,  粘度 ,  半径方向 ,  軸方向
準シソーラス用語： 壁剪断応力 ,  べき乗則 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： コロイドのレオロジー  (BL01012I) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： 発達 ,  層流 ,  流量