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J-GLOBAL ID:201802238661153338   整理番号:18A0133160

電解質分子を添加した粒子のDebye長の制御による非対称流フィールドフローフラクショネーションを用いた異なるサイズのシリカナノ粒子の分離【Powered by NICT】

Separation of different-sized silica nanoparticles using asymmetric flow field-flow fractionation by control of the Debye length of the particles with the addition of electrolyte molecules
著者 (4件):
資料名:
巻: 538  ページ: 678-685  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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非対称フローフィールドフローフラクショネーション(A F4)は,広い粒径分布をもつ試料から実物の大きさを分別するためのナノテクノロジーにおいて広く使用されている。本質的に,A F4によるナノ粒子のサイズ分離は,物体の拡散/サイズに基づいている;が;は異なるサイズのシリカナノ粒子の分離のためのA F4を用いた場合に予期しない結果を見出した。A F4評価におけるキャリア液体として純水を用いて,50および100nmのシリカナノ粒子は,より大きな量の粒子により誘導された共同拡散のために,ほぼ同じ保持時間で溶出した。シリカ粒子の全濃度を削減した後,シリカ粒子間の相互作用は,粒子数の減少に伴い低下したので,二つの異なるサイズのシリカナノ粒子の良好な分離が得られた。さらに,シリカ粒子間の静電相互作用を低減するために,電解質分子(ドデシル硫酸ナトリウム:SDS)をキャリア液体に添加した50~100nmサイズのシリカ粒子のすぐれた分離がキャリア液体として0.005mg/mL SDS水溶液を用いて達成することができた。しかし,驚くべきことに,粒子と膜のゼータ電位は,水性キャリアへのSDSの後のすべての添加で変化しなかったことが観察された。ゼータ電位評価を用いて理論的推定とDLVO(Derjaguin-Landau-Verwey-Overbeek)理論シリカ粒子のDebye長がA F4を用いたシリカ粒子の適切な分離を誘導する最も重要な因子である。,異なるサイズシリカナノ粒子の共同拡散は粒子間の静電相互作用(粒子のDebye長)の有効な距離の変化により抑制された。電解質添加による粒子のゼータ電位の明らかな変化により支持されたA F4分離における膜粒子相互作用あるいは荷重試料濃度効果に焦点を当てた多くの研究があるが,本研究は粒子/膜の拡散/サイズとゼータ電位ではなく,粒子のDebye長と同様に膜のそれはナノ材料のA F4評価のための適切な分離条件を決定するに有意に寄与していることを明確に示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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コロイド化学一般  ,  固-液界面 

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