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J-GLOBAL ID:201802238715084668   整理番号:18A0339982

ウラシルとチミンの共鳴Ramanスペクトルに及ぼすH_2Oとの水素結合の影響【Powered by NICT】

Effects of hydrogen bonding with H2O on the resonance Raman spectra of uracil and thymine
著者 (2件):
資料名:
巻: 1100  ページ: 70-82  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2300A  ISSN: 2210-271X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウラシルとチミンの共鳴Ramanスペクトルに及ぼすH_2Oによる陽的水素結合の効果を,計算により検討した。最低エネルギーウラシルH_2OとチミンH_2O錯体を形成するウラシルとチミンの三結合サイト,二水を含む低準位のより限られた数だけでなく,を考察した。基底状態構造はH_2O(C PCM)における理論のPBE0/aug cc pVTZレベルで最適化し,明るい励起状態(S 1)の勾配はH_2O(C PCM)における理論のTD CAM B3LYP/aug-cc-pVTZレベルで計算した。共鳴Ramanスペクトルは基底状態基準モードと励起状態直交勾配(Herzberg-Teller定式化の枠内で)に支配されているので,n=1または2,ウラシルおよびチミン-(H_2O)のスペクトル間の差は,これら二因子の観点から比較した。孤立分子と比較した場合,水の陽的水素結合がウラシルおよびチミンの共鳴Ramanスペクトルの相対的ピーク位置と強度の両方の変化を引き起こすことが分かった。水素結合の影響は基底状態基準モード特性,特に高周波数モード(>1600cm~ 1)のための,よりも励起状態直交勾配に主に行われる。異なる水素結合部位は得られた共鳴Ramanスペクトルへの種々の寄与を持つことが見出され,環窒素と反対カルボニル結合への明確な水素結合の介在物であるウラシルとチミンのシミュレーションと実験的共鳴Ramanスペクトル間の良好な一致を得るために必要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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ピリミジン  ,  有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル 
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