抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;HBeAg陰性と陽性慢性B型ウイルス性肝炎(CHB)患者の血清ウイルスDNA負荷量とALT、APRI及びFIB-4値の相関性を研究する。方法;111例のCHB患者における血清HBV DNA量、アミノ基転移酵素(ALT、AST)及び血小板(PLT)の値を測定し、式を用いてAPRI及びFIB-4指数値を算出した。結果;HBeAg陰性CHB患者における血清HBV DNA量はHBeAg陽性CHB患者より低かった(Z=-3.684,P<0.01)。2群間でALTとAPRIに有意差はみられなかった(Z1=-0.968,P>0.05;Z2=-0.808,P>0.05)。HBeAg陽性CHB患者と比較して,HBeAg陰性CHB患者におけるFIB-4値は,HBeAg陽性CHB患者よりも有意に高かった(t=3.859,P<0.01)。HBeAg陰性CHB患者における血清HBV DNA負荷は,ALTと正相関した(r=0.347,P<0.01)。APRIと有意な正の相関があり(r=0.648,P<0.01),FIB-4値との間には有意な正の相関があった(r=0.596,P<0.01)。HBeAg陽性CHB患者の血清HBV DNA量はALT、APRI及びFIB-4値と相関性がなかった(P>0.05)。結論;HBeAg陰性グループの患者の年齢はHBeAg陽性グループより大きく、ウイルスの複製レベルは比較的に低く、HBeAg陰性B型慢性B型肝炎患者の血清B型肝炎ウイルスDNAの量は肝臓組織の炎症と繊維化の程度を反映することができる。それは,肝硬変または肝細胞癌のリスクを予測するために,HBeAg陽性CHB患者よりも高い値を示した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】