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J-GLOBAL ID:201802238785309909   整理番号:18A0229486

モニタリング エゾシカの採食圧によるハマナス群落の衰退が草原性鳥類に及ぼす影響について

Effect of the decline of Rosa rugosa communities on grassland birds due to grazing pressure from Yezo Shika-deer Cervus nippon yesoensis
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  ページ: 51-63  発行年: 2017年 
JST資料番号: F2104A  ISSN: 0910-6901  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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根室市春国岱第一砂丘におけるエゾシカの過度な採食によるハマナス群落の衰退が,ハマナス群落を採餌,繁殖の場として利用する草原性鳥類に与える影響を明らかにするため,以下の分析,調査を行なった。1)春国岱で2000年から2016年に行なわれたラインセンサス調査のデータを分析し,どのような種が増加,減少しているのかを検討した。その結果,シマセンニュウ・ノゴマなど4種が有意に減少していることが明らかになった。2)衰退した春国岱のハマナス群落とエゾシカの採食の影響を受けていないフレシマ地区のハマナス群落でポイントセンサス調査を行ない,鳥類相を比較した。春国岱ではヒバリしか確認できなかったのに対し,フレシマでは上記の分析で減少傾向にあった種を含め8種の草原性鳥類が記録された。これらの結果からエゾシカの採食によるハマナス群落の衰退は草原性鳥類の生息地を消失させ,春国岱における鳥類の種数,個体数の減少に影響していることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  個生態学 
引用文献 (18件):
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