文献

J-GLOBAL ID：201802238806849713   整理番号：18A1714429

作物病害に起因する収量損失を推定するための逆モデリング【JST・京大機械翻訳】

Reverse modelling to estimate yield losses caused by crop diseases

著者 (4件)： Willocquet L. (AGIR, INRA, Universite de Toulouse, INPT, INP-EI Purpan, Castanet-Tolosan, France) ,  Felix I. (ARVALIS, Domaine du Chaumoy, Le Subdray, F-18570, France) ,  de Vallavieille-Pope C. (BIOGER, INRA, AgroParisTech, Univ Paris-Saclay, Thiverval-Grignon, France) ,  Savary S. (AGIR, INRA, Universite de Toulouse, INPT, INP-EI Purpan, Castanet-Tolosan, France)
資料名： Plant Pathology  (Plant Pathology)
巻： 67  号： 8  ページ： 1669-1679  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0446B  ISSN： 0032-0862  CODEN： PLPAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 収量損失分析は,作物の健康管理における戦術的および戦略的決定を知らせるために重要であり,3つの要素の定量化を必要とする。すなわち,病気または害虫によって引き起こされる損傷のレベル,実際の(損傷)収率および達成可能な(非損傷)収率である。逆モデリングにより,数学モデルと組み合わせた限られた情報からオブジェクトの再構成またはプロセスを可能にした。このアプローチを適用して,プロセスベースシミュレーションモデル(WHEATPEST)を用いて冬コムギの病害による収量損失を推定し,フランスを横断する実験のネットワークにより発生した圃場データと組合せて,多重病害損傷と実際の収量を測定した。分析は,5年間(2004~2008年),4つのフランス地域,2つの冬コムギ品種(1つの高収量と1つの収穫品種),2つのレベルの化学強化に対応する作物管理の2つのレベルを含む70[年×領域×品種×作物管理]組合せをカバーした。分析は,個々の病気に関連する実際の収率,達成可能な収率および収率損失がシミュレートされた3つの主な連続モデリング段階を含んだ。総合的に,複合病害に対するシミュレートされた収量損失は0~4.2t ha~(-1)の範囲で,平均0.80t ha~(-1)であった。Septoria tritici blochは0.66t ha~(-1)の最も高い平均収量損失を引き起こした。結果は,農業の持続可能性と性能に対する品種改良の寄与を強調した。逆モデリングは,個々のおよび組合せた病害収量損失を推定するために,他の作物および病気または害虫に適用できる。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 数学モデル ,  育種 ,  品種 ,  ネットワーク ,  *モデリング ,  フランス共和国 ,  農業 ,  秋播コムギ ,  栽培管理 ,  害虫 ,  *農作物
準シソーラス用語： 持続可能性 ,  Septoria tritici ,  *逆モデリング ,  *病害 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ヌル ,  宿主植物耐性 ,  プロセスベースモデル ,  ヌル ,  ヌル ,  ヌル

分類 (2件)： 菌類による植物病害  (FC04052Y) ,  麦  (FC03033M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 作物 ,  病害 ,  起因 ,  収量 ,  損失 ,  推定 ,  モデリング