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J-GLOBAL ID：201802238872627534   整理番号：18A0281046

離乳前ラットにおけるコカイン誘発性行動感作の誘導と発現に対するD1およびD2受容体刺激の重要性【Powered by NICT】

Importance of D1 and D2 receptor stimulation for the induction and expression of cocaine-induced behavioral sensitization in preweanling rats

著者 (10件)： McDougall Sanders A. (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA) ,  Rudberg Krista N. (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA) ,  Veliz Ana (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA) ,  Dhargalkar Janhavi M. (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA) ,  Garcia Aleesha S. (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA) ,  Romero Loveth C. (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA) ,  Gonzalez Ashley E. (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA) ,  Gonzalez Ashley E. (Neuroscience Program, Stanford University School of Medicine, Stanford, CA, USA) ,  Mohd-Yusof Alena (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA) ,  Crawford Cynthia A. (Department of Psychology, California State University, San Bernardino, CA, USA)
資料名： Behavioural Brain Research  (Behavioural Brain Research)
巻： 326  ページ： 226-236  発行年： 2017年 
JST資料番号： A1150A  ISSN： 0166-4328  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 精神刺激薬誘発感作の行動症状は若令および成体ラット間で著しく変化し,この現象を仲介する神経機構は個体発生間で異なることを示唆した。このプロジェクトでは,離乳前期間中のコカイン誘発行動感作の誘導と発現に対するD1およびD2受容体の重要性を調べた。行動実験では,ラットは前処理日(誘導)に対するコカイン投与前または試験日(発現)に対するコカインチャレンジ前のいずれか可逆的D1かつ/またはD2きっ抗薬(SCH23390および/またはラクロプリド)または不可逆的受容体きっ抗薬(EEDQ)を注入した。EEDQ実験では,受容体特異性は不活性化からD1かつ/またはD2受容体を保護するための選択的ドーパミンきっ抗薬を用いて評価した。受容体結合アッセイは,EEDQは背側線条体D1およびD2結合部位における実質的な減少を引き起こすことを示したが,SCH23390およびラクロプリドはEEDQ誘導アルキル化からのD1およびD2受容体を完全に保護した。行動の結果は,D1またはD2受容体刺激なかった離乳前ラットにおけるコカイン感作の誘導に必要であることを示した。EEDQは増感過程を破壊し,EEDQアルキル化に敏感でもう一つの受容体タイプであった誘導過程に必要であることを示唆した。増感応答の発現は,D1受容体きっ抗薬の急性注入により抑制された。同じ薬剤は成体ラットに投与した場合,離乳前ラットのDA拮抗薬誘発性効果のパターンは,いくつかの例外を除いて,観測されるものに類似していた。,D1およびD2受容体システムにおける成熟変化はコカイン感作の行動発現における個体発生の違いの原因ではないことが明らかになった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 前処理 ,  中枢興奮薬 ,  *D2受容体 ,  D1受容体 ,  アルキル化 ,  *感作 ,  ドーパミン拮抗薬 ,  不活性化 ,  結合部位 ,  *離乳 ,  *受容体 ,  エーテル ,  窒素複素環化合物 ,  カルバミド酸エステル ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル ,  ヒドロキシ酸 ,  架橋化合物 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： アンタゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： コカイン ,  SCH23390 ,  ラクロプリド ,  行動感作 ,  EEDQ ,  個体発生

分類 (4件)： 自律神経系作用薬一般  (GW05010O) ,  神経の基礎医学  (GN01020W) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  個生態学  (EE03020H)

物質索引 (3件)： EEDQ ,  ラクロプリド ,  コカイン

タイトルに関連する用語 (9件)： 離乳 ,  ラット ,  コカイン ,  行動感作 ,  誘導 ,  発現 ,  D2受容体 ,  刺激 ,  重要性