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J-GLOBAL ID:201802238955256699   整理番号:18A0345226

P2X7Rの高発現は結腸直腸癌における予後不良の独立術後指標である【Powered by NICT】

High expression of P2X7R is an independent postoperative indicator of poor prognosis in colorectal cancer
著者 (6件):
資料名:
巻: 64  ページ: 61-68  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0614C  ISSN: 0046-8177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プリン作動性P2X7受容体(P2X7R)は,炎症および炎症関連疾患のマスター調節因子である。最近,P2X7Rは発癌と腫瘍進行に関与すると報告されているされてきた。本研究では,ヒト結腸直腸癌(CRC)におけるP2X7Rの発現パターンと予後指数を検討した。CRCと非腫瘍試料の12対のP2X7Rの発現プロファイルをウェスタンブロット法を用いて評価した。さらに,116パラフィン包埋CRC試料の免疫組織化学(IHC)を行い,P2X7R発現と臨床病理学的因子との間の相関性を評価した。P2X7RはCRC試料で過剰発現させ,隣接する非腫瘍性のものと比較した。高P2X7R発現は有意に腫瘍サイズ(P=.0177),リンパ節転移(P=.0128),及びTNMステージ(P=.0081)と相関した。さらに,単変量と多変量Cox回帰分析はP2X7R発現は不良な全生存率(P=.0197)の独立した予後因子としての機能を果たすことを明らかにした。P2X7RアゴニストBzATPによる処理は,AktおよびNF-κB経路の活性化をもたらした。BzATPはCRC細胞の増殖を加速することを明らかにし,PI3K/Akt阻害剤LY294002との共インキュベーションは,CRC細胞のBzATP誘導増殖を有意に低下した。著者らの知見は,P2X7Rは有用な予後指標とCRCの有望な治療標的として役立つかもしれないことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
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