抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:食道癌手術患者の循環及び術後鎮痛に対する脊柱傍ブロック補助全身麻酔の影響を研究する。方法:2014年6月から2016年12月にかけて食道癌根治術を受けた患者80例を選び、ASA分類I級或いはII級、入院前後の順に2組に分けた。全身麻酔群(n=40、I群)、硬膜外ブロック補助全身麻酔群(n=40、II群)。両群患者の安静状態(T0)、遮断後5min(T1)、全身麻酔誘導気管挿管後(T2)、単肺換気後30min(T3)、体位が側臥位(T4)と手術終了後の気管内抜管前(T5)の心拍数(HR)、平均動脈圧(MAP)と中心静脈圧(CVP)を観察した。手術後の患者の自己制御静脈鎮痛ポンプ(PCIA)により、術後の異なる時間点の疼痛視覚アナログ採点(VAS)、術後PCIA総圧迫回数及び不良反応の出現状況を記録した。【結果】対照群と比較して,両群のMAP値は,T1~T4で有意に減少し(P<0.05),CVP値は,T5時点で有意差があった(P<0.05)。2つの群の間には,T2,T3時間におけるMAP値に有意差があった(P=0.000,P=0.036)。T3において,CVPの値には有意差があった(P=0.026)。T4、T5の時点で、HR値は明らかな変動があった(P=0.042、P=0.005)。術後1~6時間の間に,2群間に有意差があった(P=0.004)。結論:食道癌手術患者に対して、脊柱傍ブロック補助全身麻酔を選択することは、周術期に良好な循環安定を維持し、同時に術後に有効な鎮痛を達成することができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】